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魔笛。お馴染みの名作。私は、パパゲーノとパパゲーナが、やっと出会えて心臓が高鳴ることを抑えず、喜びの二重唱、好きです。フルトベングラーの指揮がいいですね。実にコメントに困る作品です。人生の全てがここにある。という作品の一つだからと思うのです。このオペラを知らなくても別にどうというわけでもない。ですが、何故か泣けるんです。情緒不安定なのでしょうか。私も生きて、パパゲーノも生きている。その同時性に泣けるんです。モーツァルトの偉大さは、このトリップ感にあるかもしれません。このライブが続いている間は、私たちもモーツァルトも生きている感がある。これが、この稀有な天才の存在なのでしょう。私たちのモーツァルト。永遠なり。
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