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深き淵よりわれ汝に呼ばわる、主よ。本日は、本題から外れてすみません。結論は、新春オペラの二期会天国と地獄が面白かったヨ、とゆうお話です。その前に、バッハ時代、1685〜1750年とグリュック1714〜1787年で同じドイツで遭遇したであろう名作創造者は、互いに交流はあったのではないでしょうか。真面目なお二人、芸風も思い込みの激しい作り込みですよね。オルフェオとエウリディーチェ、冥界で、オルフェオの妻を亡くした慟哭に極まって地獄の門番も泣いた世界観をオフェンバックが、ペローんとパロディにしてしまうオペラを二期会さんが、新年早々楽しく演じて下さいました。グリュック版では、真実の愛。オッフェンバック版では、雷を落として、結末を迎えさせる演出がたまらないところですが、大いに楽しむことができました。グリュック版は、トスカニーニ指揮で泣き、二期会さんに笑わせて頂く。良いお正月でした。
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