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音楽の冗談と題するこの作品は、レオポルト父さんの死後第一作の創造物。とは言え、何も関係ない曲筋。作品は、かなりの実験的お遊びの跡が山盛りで、フリーメーソン記号を作品に投影するとどうなるかとか、色々やっています。シャーロックなら面白おかしく謎を解き明かしてくれるのでしょうけど、素人には、ちんぷんかんぷんな音楽で良く分かりません。その昔、混ぜこぜ言葉遊びの小説がありました。フィネガンズウェイク、ジェームスジョイスの本を我慢して読んだ経験をお持ちの方は、お分かり頂けると思います。そのモーツァルト版です。アーノンクール先生は、敬意を持って聴けるようにしてくれてますが、私にはモーツァルトの遊びがキツすぎて手に負えません。だから、音楽の冗談というタイトルなのでしょう。
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