本日も晴天なり。

雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ

BWV770

2024-09-20 07:53:27 | 日記

ああ罪人なるわれ、何をなすべきか。おめでとうございます。大谷選手。50-50達成であります。幸せ気分であります。さて、いよいよバッハ様の作品をめぐる旅も、次回で最終を迎えます。名作を、知らぬまま逃したくない一心からコツコツと聴いて参りました。急ぎ過ぎて、肝心な聴きどころを飛ばしてしまった感もあります。そこは、これからもじっくり味わうとして、やはり宗教的な価値観を知ることができたのも良かったです。特に、マルティンルターの宗教改革、君主・政治と一体となったカトリックから、庶民にわたるキリスト教へ。ラテン語筆記をドイツ語筆記にかえ、教会の運営の在り方も牧師様を登場させ、音楽は、バッハ様が、3年分の儀式を支えるカンタータを作曲。プロテスタント教会の運営を盛り立てました。その音楽の素晴らしさは、これまで聴いてきた通り。ただ、一番重要なのは、キリストの十字架の臨終時の最後の言葉。神よ、なぜ私を見捨てるのですか。ここに、見捨てられた人生に対し、共感し、謙虚な心で罪人として、人生を生き抜く信徒の気持ちが、少し理解できたかもしれません。私は、浄土真宗の門徒。なんまいだぶ、と唱えると、仏様と一体になり、傷みが和らぐ世界から見学させて頂きましたが、大変勉強になりました。あと、一曲。聴いて、モーツアルト編に参ります。K626から逆戻りで旅します。

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