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マルチエルロ原作協奏曲ハ長調 こんな私でも時には山に分け入り、新鮮な空気や樹木の呼吸、カエルやカナチョロくらい出会って綺麗だなあと思うのです。作曲者は、自然に触れ創作意欲を掻き立て譜面におとしたりもしたのでしょう。その一方で、同僚同業者の作品を聴いて、手を加えたくなってしまう場合もあるわけです。この作品もマルチェッロの作品にバッハが手を加えました。聴くと、やはり好みであったのでしょう。イタリアンバロックの詩情こそ、イタリア風作品のお手本になったかと思うと、一連のヴィバルディやマルッチェッロの原作への尊敬を感じます。
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