目覚めよ、我が心と我が全ての精神。今日は、聖トーマス教会のバッハ祭り最終日で過去に行われたミサ曲ロ短調もコラールとともに一緒に聴いてみました。天に上り、父の右座にお座りになったイエスキリスト様、父と子から発し、栄光を共にす。そして、死者の復活を待つ。決して、ゾンビの到来を待つわけではありません。オケと合唱隊がひな壇に上がり、参加者はその上から降り注ぐ福音を味わう。目覚めますよ、これは。
復活の日から40日を経て。主の昇天、人、キリストは亡くなれた後、3日で復活。イエス様は弟子とお話合いになり、40日目に、天に昇られ、神の右の座のおつきになられた、とゆうコラール。新しき人、イエスキリスト。その尊い価値観は多くの人の価値観に影響を与え、正しく生きる道をお示しになり、勇気と希望をもたらされた。ここまでのプロセスをあっさりと敬虔な信者にメッセージするコラール。見事なり。
ああイエスキリスト、,暗きにありしとき。五線譜ではない世界。演奏は、再現芸術ですので、五線譜に書かれた内容を読み解き、奏者が、再現するわけですが、ほぼ名演奏というのは、五線譜らしさは感じられず、血肉の通ったエネルギーを感じる。情念のようなという表現が良いのか分かりませんが、まぁ見事なものです。今日もまた素晴らしき世界へ誘われるわけです。いいですなあ。
慈悲深い神のごとく。オーストリア出身の名ピアニスト、イングリッドヘブラーさんがお亡くなられました。93歳。モーツアルト奏者として素晴らしい演奏を残されました。当然、バッハ作品にも造詣が深い。ヘブラーさんの演奏にもしっかり時間を割いて、聴いていきたいと思います。
すべては、神の恵みにかかれり。今日は、G7の最終日。ゼレンスキー大統領のスピーチが聞けました。まったく、プーチンのくそ野郎のおけげで、皆、大変な迷惑をこうむっているわけですが。早く、ロシアの熊をウクライナより追い出したいとゆう一点に、G7は共同して声明を発表した画期的なG7でした。とにかく、ウクライナの人民の血がもう流れないようにお祈りするばかりです。