今日は野幌公民館で行われた「北海道百年記念塔のつぶやき」の講演会に参加しました。
江別創造舎【本日!講演会ー北海道百年記念塔のつぶやき開催!のご案内!】
江別創造舎【昨日!講演会「北海道百年記念塔のつぶやき」開催のご報告!】
この講演会は、北海道百年記念塔の設計者・井口健さんご本人が百年記念塔への思いを語るというものでした。
50年前に建てられた記念塔の設計者が、こうして講演を開いてくれるというだけで、非常に貴重な機会だったと思います。
昨年末に北海道が百年記念塔の解体方針を打ち出したということもあり、時期的にも意義のあるイベントだったと思います。
イベントでは井口さんが北海道の方針について、ご自身の見解を述べておられました。
記念塔の老朽化については、外装のコルテン鋼の錆ばかりがクローズアップされていること。
決して、解体が必要な老朽化はしていないとのことでした。
確かに、井口さんは設計段階から記念塔を100年持たせる素材としてコルテン鋼を選んでおり、署名記事などでも耐久性について述べておられました。
次に、北海道が発表した修繕費が25億円というのは、実際の見積もりより過大な金額となっている点。
私はこの発言にはびっくりしました。
なんとなく、解体ありきで議論が進んでいるような気がしますが……今一度、耐久性や修繕費用の根拠などを、きちんと発表して欲しいと思いました。
イベントの翌日12月2日には、井口さんを含む北海道百年記念塔の未来を考える会が北海道に公開質問状を提出しました。
【百年記念塔、解体反対 考える会が知事に質問状】
百年記念塔のあり方に関して、良い方向に進むと良いですね。
なお、本イベントのチラシと資料の作成は、A-COLORが行いました。
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