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人生は挑戦である。

スペイン留学も終わり、就職も無事決定。
日々残業との闘いに身を投じます。
可能な限り毎日更新がモットー。

グアルディオラ監督、モウリーニョ監督

2011-02-28 05:34:37 | サッカー
現地時間 21:00

先日実家から送られてきたDVDに、
岡田元日本代表監督が、ヨハン・クライフ氏にインタビューしている
ドキュメンタリー?が入っていたんですが、

その中で岡田氏が、
「モウリーニョ監督とグアルディオラ監督ってどう違うんでしょうか?」
といった趣旨の質問をクライフ氏にしました。
そしてその答えが、

「どちらも非常に偉大な監督であることは間違いありませんが、
サッカー以外に与える影響、教育面や倫理面への影響を考えた時、
私はグアルディオラがより素晴らしい監督であると考えます。

クライフ氏はバルセロニスタで有名な方ですから、こういうコメントをするということは
はじめから分かっていたことなんですが、
私はこの答えにとても違和感を感じました。


※ここから先はバルセロナファンの方にとって気分を害するような内容である可能性があります。
個人的な一意見としてとらえていただければ幸いです。

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違和感を感じたその原因は、グアルディオラ監督が
1.教育面等に関して、モウリーニョ監督より優れていると言えるのか。
2.そもそもグアルディオラ監督は偉大な監督だと言えるのか。

と疑問を持ったからです。

1.に関してクライフ氏が言いたいことは、ピッチでの采配だけでなくピッチ外での振る舞いを含めて、
グアルディオラのほうがエレガントであり、清廉潔白に見える、そういいたいんではないかと私は理解しました。
しかし、私が思うのは、それは現在のバルセロナが素晴らしいからそう感じるだけなんではないかな、ということです。

そもそもグアルディオラが就任してからもう3年?それくらいだったかと思いますが、その間就任直後の数節を除いて、
彼らはほぼ首位を維持していました。
つまり、グアルディオラ監督はトップチームの監督に就任してからまだ大きな失敗を味わっていないということです。

仮に今のバルセロナがスランプに陥る、もしくはチームが機能しなくなり、チームの低迷期を迎え始めた時、
グアルディオラ監督は今と同じような態度でいられるのでしょうか。モウリーニョ監督のように勝利に執着することはないんでしょうか。
私の眼には、お金持ちが紳士的な態度で「人生はお金じゃないんだよ」とでも言っているような、そんなイメージを抱かせます。
彼がもし貧乏になった時、同じことが言えるんでしょうか。
そしてそんな「美しい部分」だけを見せることが必ずしも教育につながるのでしょうか。


2.については常々思っているんですが、グアルディオラ監督が世界でも指折りの名監督に選ばれていることに凄く違和感があるんです。
何故ならグアルディオラ監督はまだバルセロナでのキャリアしかないからです。

周知の通り、グアルディオラ監督は元バルセロナの選手でした。
そして彼がバルセロナの監督に就任した時には、彼を知る選手がトップチームにいましたし(シャビやプジョル)、
彼が指揮を執っていた下部組織の選手を引き上げたりしました(ブスケツ等)。
つまり、彼が監督に就任した時点で、彼は彼のやろうとすることを理解している人間に囲まれていたことになります。
その上、彼自身も元バルセロナの選手ということで、クラブに合うチームスタイルを既に熟知していました。

ということは、グアルディオラ監督に監督としての能力を発揮しなければいけないシチュエーションは、
実はそんなに多くなかったのでは、私はそう思うのです。
モチベーション管理や采配という点では評価できますが、
チームのまとめ方、戦術指導などは、「バルサ式」を則っているにすぎないと思うのです。
そしてもともとバルセロナには良い選手はそろっていました。それこそ3冠を狙うに十分なほどの。
言ってしまえば、他のどの監督が入っても、バルセロナはある程度結果が出ていたのではないかと思います。

だから私が知りたいのは、彼が他のクラブに行っても活躍できるのかどうか、ということ。
かつて名将と言われて、しかしその後のクラブで結果が出ない監督もたくさんいます。
ベニーテス監督、ライカールト監督など…。
グアルディオラ監督がバルセロナを離れて、違うクラブで一からチームを作る姿を見てみたいです。
その時初めて彼に対し正当な評価ができる、そう思っています。

名将とは、一つのクラブで栄光を築いた者のことですか?私は長い年月掛けて数多くの栄光を手にしてきた者のことだと思います。
ファーガソン監督やデル・ボスケ監督、モウリーニョ監督こそがそう呼ばれるにふさわしい存在なんではないかと思います。


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まあ、ひがみなんですけどね(笑)。

追記:リーガ第25節:レアルマドリード 0-0 デポルティーボ・ラ・コルーニャ

2011-02-27 08:57:14 | サッカー
最初に思ったのが、今日も勝利は大変そうだなあ、ということ。

案の定その予想は当たり、レアルマドリードは引き分けてしまいました。

そう感じた理由は2つ。

一つはリアソールでの試合ということ。
もう一つはデポルティーボの守備がよかったこと。


レアルマドリードファンなら周知の通り、リアソールはレアルマドリードにとって鬼門中の鬼門。
去年こそ勝利で終えることができましたが、それまで何年にもわたり引き分けることすらなかったスタジアム。
ジンクス、ジンクスと言いますが、ここまで勝てないのはきっと勝てない具体的な理由があるんではないかと思います。
ちなみに今回の審判は概ね問題なかったように思うので、「そういう類」の理由ではないと思いますが

そしてこの試合最初の15分程度を見て感じたのが、デポルティーボの守備組織が綺麗に整備されている、ということ。
レアルマドリードはバイタルエリアに全く良いボールを入れられない状態だったように見受けられました。
レアルマドリードの攻撃は、相手を崩しきる前に終わってしまい、カウンターをしかけようにも
デポルの守備陣の態勢が整うのが早く、効果的に攻めれませんでした。
個人的に、デポルの守備が良いのは知っていましたが、今日の守備はかなり良かったように思います。


結局何回かチャンスは迎えたものの、前半スコアレスで終了。
これは後半レアルマドリードが攻撃の仕方を変えないとデポルの守備は崩せないな、と感じさせました。

後半に入り、レアルマドリードは攻勢を強めましたが、それでもデポルの守備は崩せませんでした
ただその代わりデポルティーボは攻撃面を犠牲にした印象で、交代で攻撃陣の入れ替えを図っていましたが、
殆ど効果を成していないようでした。

レアルマドリードは最終的に3バックに代え全員攻撃にシフトした結果、デポルの疲労も相まって
後半30分ごろからようやく崩せるようになってきましたが、最後のゴールが決まりません。(ベンゼマが外したりアランスビアが当たっていたり…)

結局最後まで決定打が出ず引き分けで終了でした。
後半30分ごろになってようやく勝てそうだな、と思えるなってきましたが後の祭り。
また勝ち点差7差に逆戻りです

まあ、個人的に今日の試合は勝てなくてもしょうがない(そんな試合ありませんが)とも言えなくもない試合でした。
リアソールの一戦は本当に特別、それを実感させられた試合だったと言えるでしょう。

スカイプちゅ

2011-02-27 05:19:02 | 日記
現地時間 19:00

只今スカイプ中です。
くだらないことばかり喋ってます(笑)。


近況報告から、
なんかくだらないサイトを教えあったり、動画観てみたり。
向こうはiPadを見せてくれたり…。

ちょっと愚痴もいったりなんかで、
大分精神的に助かっています。

これからすぐにサッカーの試合見に行かなければならないので、
今日はこの辺で。

試合が終わったところでまた更新します

プレゼンテーション

2011-02-26 03:45:10 | 日記
現地時間 20:00

今日は授業でプレゼンテーションをしました
この一カ月で、一人一回づつ授業中にプレゼンテーションするという先生の意向から。

内容はスペインの一都市について。
自分が選んだのはマラガ

学生の時やこの年末にも行った、自分にとっての得意分野です。

しかしながら、作成する段階になって気付いたことが一つ。
俺、PCにパワーポイント入ってない…。
てっきり入っているものだと思ってましたが、さらっと見逃していました。
そんなわけで、申し訳ないことにユカのPCを借りて作成しました。

作成時間は3時間で大体16枚スライドを作成。
結構良い感じじゃないですか?
社会人の時はエクセルばっかり使っていましたが、改めてパワーポイントを使ってみると、
これが結構面白いわけです。
ぐりぐりアニメーションなんかしちゃったりして…


それはさておき、肝心のプレゼンテーションのほう。
生まれてからずっと喋るのが早い&声が小さいため、こういう場ではっきり伝えると言うのが結構苦手そう…、
に思われますが、個人的にはプレゼンテーションて結構好きです

緊張はもちろんしますが、準備をしっかりすればするほど、プレゼンテーションは楽しくなってくるものです。
とはいえスピーチは…、苦手意識こそないけれど、実際は結構聞き取りづらいようで…。
喋るのが早い点については結構気をつけてゆっくり喋るようにしました。
でもそれでも多分早いんですよね、きっと
その上普段スペイン語だと何か自分の声がこもるらしく、相当聞き取りづらいらしいです

日本に帰ったら発声練習の講習でもやろうかな…?


ちなみに内容の方はバッチリです。というか、内容は特に評価に入らないかと。
何よりも人前でスペイン語で喋ることが一番重要、だったんじゃないかなあ。

危うくタイホ

2011-02-25 05:51:41 | 日記
現地時間 21:30

本日バスに乗っていた時のこと。

バスの最前列のいすに座って、iTouchで音楽を聴きながら、ボーっとしていたら、
目の前におじさんが現れて何事かをつぶやきました。

スペインではよくあるロテリア(宝くじ)の路上販売の類か何かだと思い、
「No」
と返事。
するとおじさんは、
何がノーなんだ?
とちょっと不機嫌そうな様子。
よく見るといつもは首にかけているロテリアはなく、代わりに買い物でカード払いする時のような
マシンを手に持っています。
あれ、何が始まったの?と思い周りを見渡してみると、他の乗客はバスカードをそのおじちゃんに渡します。
そしておじちゃんはそのカードをさっきのマシンにかざしてピッ、みたいなことを。

これは…もしかしてバスの検閲!?
スペインに来て初めてだったんですが、たまにこうやって確認する人がやってきて、
無断で乗車していないか確かめる、今日はそういう日だったようです!!

あ、そういうことね…ということで自分もバスカードを提示。
しかしマシンにかざすとエラーの音が。
そういや、今日に限ってバスカードの回数が切れてたから確か…お金払って乗車していたんだった!!
ということは、お金を払ったときに出される領収書の様な紙が必要ということです。

あ、あれ?どこやったっけ…?
まさかこういう展開になるとは思ってもおらず、完全にどこにしまったか(または捨てたか)把握していない状態。
そしてバッグを探すも全然見つからず。
おじちゃんの目は厳しくなる一方(笑)。
そこにバスの運ちゃんが助け船を出してくれました。
さっき5€払って紙もらっただろ?あれだよ、あれ。
…助け船っていうか、俺が何を要求されているかも分かってないと思われたな…。
まあいい、これで婉曲的に俺が
「無賃乗車していませんよ?」
ということは証明されたはず。

しかし一向にチケットらしきものは出てこず、出てくるのはスーパーのレシートや、いつのか分からないレストランのレシートだけ。

参ったな…。

おじちゃんも俺が苦戦しているのを見て他の人を優先しだして、こりゃ早いとこ見つけないと針のむしろだな…なんて考えてました。
で、おじちゃんがあらかた客を片付け終えて俺の方へ向かったその時、

バスのチケットをついに発見

思わずばっとチケットを振りかざすと、隣にいたグラサンの兄ちゃんも何故かしたり顔でウンウンとうなづき、バスの運ちゃんも
ミラー越しにウインク(笑)。
なにこの友情(笑)

ということで、何事もなく終えたわけですが、これからはしっかり場所を把握しておこうと思います。
ちなみにバスを降りた後速攻でバスカードをチャージしました…。