あおぎり

　広島教会　正門横にある｜「被爆アオギリ2世」の木です。

広島逓信局で被爆されたは沼田鈴子さんは、被爆の惨禍を生き抜いて再び芽吹いたアオギリの姿に自らの体験を重ね合わせ、そこから生きる希望と勇気を見出し、生涯にわたって広島を訪れる多くの人々に自らの被爆体験を語り、核兵器の廃絶を世界に訴え続けて来られました。アオギリは中国郵政局の建替えに伴い、1973（昭和48）年5月、現在の平和公園へ移植され、原爆の被害を無言のうちに語り続けています。

　平成11年平和公園にある被爆したアオギリの種を広島教会被爆証言者であるHRCPピースボランティアHさんが心を
こめて育て、発芽させてくださいました。
発芽された被爆アオギリ2世は広島教会に植樹され、平和教育に来られた教会に配布され、各地にてスクスク
と育っています。

尚、今年の8月6日の広島市長の平和宣言にてＨさんの言葉が引用されました。