・ビデオ「妻良の盆踊り 静岡県指定無形民俗文化財」南伊豆町教育委員会、ふるさと民俗芸能'ビデオNo.43、'99、20分
妻良めらの夏は海水浴で賑わう。民宿の名前にかつての海の道の名残をとどめる。宿に千石船の模型が飾られている。当地の民俗芸能はそういった風待ちの人々によって伝えられたという。妻良・子浦は漁港としてかつて賑わい、今は夏の海水浴と帰省客で賑わう。特に盆踊りが賑わう。盆踊りはかつては若い衆、今は保存会によって守られてきた。8月10日に会合をして実施決定。江戸歌舞伎の下座音楽者「藤池助右衛門」が伝えたというのが有力説である。8月12日盆飾りを作り墓掃除をする。新盆ではさらに飾る。墓参りする。盆踊り練習もする。女が踊り男が音頭を取る。ゆったり踊るので合わせるのが難しい。楽器は笛、太鼓、小太鼓、三味線。スローテンポで優雅な踊り。8月15日早朝浜に踊り櫓を建てる。かつては寺の境内で行っていたが観光を兼ねて浜で行うようになった。夕方保存会と若い衆が集まって乾杯して始まる。20~30分行った後今風の踊りも入れ3回繰り返し、最後はオクリで先祖の霊を送り返す。16日に精霊送りをする。供物を海に流し霊を彼方に返す。灯篭を読経後船に積み海に流す。
・ビデオ「マメタクと水神祭り ~玉川の祇園行事~ 静岡市の伝統文化シリーズNo.5」静岡市教育委員会社会教育課、'01、27分
旧玉川村の腰越は安倍川支流西河内川上流に位置する山村集落で24戸、奥腰越と下腰越に分かれる。お茶栽培と林業が主要産業である。古くからの集落である。6月11日子供たちが集まってヨセ(葦)を使って馬の作り物を作る。6月14・15日のマメタクの行事は子供たちが家々を廻る訪問儀礼と馬の作り物を川に打ち落とす神事が組合わさったものである。途絶えていたが2年前に再現されたものである。この日桃の枝を切り取る。馬の作り物を地蔵堂に保管する。14日夕方、子供たちが地蔵堂前に集合する。昔は10歳から15歳の男の子が行っていたが今は小中学生全員で行う。リーダーは弊束を桃の枝につけ魔除けとする。祭りに必要な物(豆・米・砂糖・金)を家々を廻って集めてくる。かつては15日夜明け前の暗闇で行われた。集めた物は町内会長に渡す。15日町内会長宅では豆と米でマメイリコ作り(夏病みしないといわれる)をし、各戸や供え物にし、あとはポン菓子屋に依頼し菓子にし配る。配り終えると川原に向かう。祇園石(マメタクの石)が祭所だが埋もれたので付近の適当な岩にウマ・桃枝・マメイリコ・御神酒を供える。子供たちが石を投げる。厄を載せたウマが流れる。この日を祇園さんと称し川や山に行くことを禁じ農休みとした。川原での水神祭祀が珍しい。流行病が流行りやすい旧暦6月15日は祇園行事の日で、郷島の津島神社祭礼をはじめ、全国各所で天王さん、花火、提灯祭りなどがある。
西河内川上流に位置する旧玉川村の戸数50戸の長熊には「水神祭り」があり、かつては6月15日祭礼日だったが、今は15日に近い日曜に行う。祭り前日「萱刈り」をし、水神に捧げる作り物(鹿)を作る。当日サグチといわれる川原に集まる。作り物をサグチ岩場(水神祭場)に供える。対岸に供え物し拝む。あとで石を投げ川に流す。当地は上流から流した木材を筏に組む所で、川刈り人足がいて彼らが安全祈願で行ったことが起源という人もいる。
・ビデオ「ヤマメ祭 田代諏訪神社例大祭 静岡市指定無形民俗文化財 静岡市の伝統文化シリーズNo.4」静岡市教育委員会、'00、42分
田代は井川の井川湖北の集落で戸数43戸で昔は井川村であった。そこにヤマメ寿司を供える祭りがある。井川には縄文期の遺物が発見される割田原遺跡がある。出作り小屋(菅山)というものがあり、昔は1年の半分はそこで過ごした。1287年創建の田代諏訪神社で8月の例祭がある。
5月3日ヤボヤキという焼畑をする。粟を作り8月頃収穫する。8月26日祭り、昭和30年代の明神谷の神事にあったものだ。4年に1度大祭である。8月10日神饌(神に供する食物)として粟を収穫する。収穫した粟は宮司宅に干す。8月20日明神谷(田代の上流)に神饌用のヤマメ(井川ではアマゴのことをヤマメという)を釣るために入る。普段は禁猟区である。明神谷の源流はミスミが岳にあるといわれる。カークラ(神座、神のいる所)を作り、長さ2mの木を3本組む。ヤマメの肝臓、白子、あまごを塩辛にして神饌にする。神社では幣束をかえる。八ヶ岳御幣(信州諏訪大社の影響)である。明神谷ではカークラにヤマメを吊るし魚釣り祀り。田代諏訪神社でも宮司が明神谷に向かい礼拝する。祝詞を述べる。神事を終えるとやまめは降ろされイタドリの葉とともにニンソク(?)にされる。直会(神事のあとの供宴)となる。ヤマメの包みを持ち集落へ戻る。決して地面に降ろしてはいけない。宮司宅でヤマメを塩漬けにする。祭り前日の25日まで漬けられる。文政年間の「駿河記」に記載がある。ヤマメと粟は焼畑の象徴、イタドリ等田代の人の身近なものを使い自然との共存を示す。
前日25日村総出で祭りの準備。ヤマメ寿司を作る。粟をついて精白する。腐りやすいのでヤマメのエラを取る。作る人は葉を口にくわえ息をかけない。ヤマメの胴体等に塩入粟をまぶす。笹を集める。夕御け饌が本膳である。神社で宮司と祭り当番は精進決済のため「お籠り」する。社務所で甘露煮作り等する。8月26日田代諏訪神社例祭では4年に1度神輿渡御を行う。大曲の場所(昔神輿が動かなくなったという伝承)で特別な祝詞を詠む。一般の参加者も鎌や鉾を持つ。集落まで降りてくる。お旅所に神輿を祀る。神事を執り行う。神輿を神社に戻す。神楽を奉納する。ヤマメ寿司を神前に供える。神々や眷属(付き従う神々)にそれぞれヤマメを供える。そなえるのは秘儀である。宵祭り(盆踊り、花火)となる。8月27日大祭で、神官により前日供えられたヤマメ寿司は下げられる。直会で背を大井川に向けて振舞われる。ナレズシとしては発酵期間が短くナレズシ原初の姿と思われる。とても塩辛くそのまま食せず持ち帰って焼き茶漬けにして食べる。餅とヤマメ寿司を町内各戸に配る。
・DVD「日本の祭」NHKエンタープライズ、77分、‘07、
(北海道)札幌YOSAKOIソーラン祭
札幌の新しい街の祭として定着し、新しい趣向も凝らされ活気付いている。踊りの振り付けは時代に合わせどんどん進化するようだ。
(東北)青森ねぶた祭
これも今の形式となってからの祭としては新しい方だが、このDVDの中では古めかしく伝統を感じる。
(関東)浅草三社祭(東京)
日本の祭、首都東京の祭、江戸っ子の心意気として知られる。
大原はだか祭(千葉)
全国各地にある裸祭の代表として取り上げられたのだろう。祭の心意気が伝わる。
(中部)御柱祭(長野)
出ました。日本で岸和田だんじりと並び最も勇壮かつ怖い祭。悪い言い方をすれば死んでもやる祭の代表。坂落としや川渡りは迫力満点。これまで重傷者や死者まで出すこともあった。
宇出津あばれ祭(石川)
みこしを叩きつける様はシンプルな勇壮さと男っ気たっぷりで見ごたえ十分。
高山祭(岐阜)
屋台上に設置されたからくり人形操作は無形文化財で日本の宝。
(近畿)岸和田だんじり祭
シンプルな勇壮さと野性味をたっぷり味わえる祭。近年有名になる一方。
新宮お燈まつり(和歌山)
夜、山の神社からたいまつを持って麓に下る祭。下山道に連なるたいまつの明かりはさも下り龍の如しである。
(四国)高知よさこい祭(高知)
これも戦後元気付けるため行われだしたもので、振り付けは毎年進化し、常に新しくなっていく祭の代表である。
阿波踊り(徳島)
戦前踊り始められ、戦後急速に普及した祭。今や日本を代表する祭り踊り。
(九州)山鹿燈篭まつり(熊本)
踊る女性の頭に載っている燈篭の明かりが幻想的。
博多祇園山笠(福岡)
なかなか勇壮、
長崎くんち(長崎)
蛇踊りはじめ演目がスピーディかつダイナミック。
(沖縄)沖縄・エイサー
高揚する太鼓のリズム。最後の見物人を巻き込んだ無礼講は楽しさ最高で迫力満点。
・ビデオ「 静岡県指定無形民俗文化財」静岡市教育委員会、ふるさと民俗芸能'ビデオNo.12、'94、30分
・ビデオ「 静岡県指定無形民俗文化財」静岡市教育委員会、ふるさと民俗芸能'ビデオNo.12、'94、30分
・ビデオ「 静岡県指定無形民俗文化財」静岡市教育委員会、ふるさと民俗芸能'ビデオNo.12、'94、30分
・ビデオ「 静岡県指定無形民俗文化財」静岡市教育委員会、ふるさと民俗芸能'ビデオNo.12、'94、30分
妻良めらの夏は海水浴で賑わう。民宿の名前にかつての海の道の名残をとどめる。宿に千石船の模型が飾られている。当地の民俗芸能はそういった風待ちの人々によって伝えられたという。妻良・子浦は漁港としてかつて賑わい、今は夏の海水浴と帰省客で賑わう。特に盆踊りが賑わう。盆踊りはかつては若い衆、今は保存会によって守られてきた。8月10日に会合をして実施決定。江戸歌舞伎の下座音楽者「藤池助右衛門」が伝えたというのが有力説である。8月12日盆飾りを作り墓掃除をする。新盆ではさらに飾る。墓参りする。盆踊り練習もする。女が踊り男が音頭を取る。ゆったり踊るので合わせるのが難しい。楽器は笛、太鼓、小太鼓、三味線。スローテンポで優雅な踊り。8月15日早朝浜に踊り櫓を建てる。かつては寺の境内で行っていたが観光を兼ねて浜で行うようになった。夕方保存会と若い衆が集まって乾杯して始まる。20~30分行った後今風の踊りも入れ3回繰り返し、最後はオクリで先祖の霊を送り返す。16日に精霊送りをする。供物を海に流し霊を彼方に返す。灯篭を読経後船に積み海に流す。
・ビデオ「マメタクと水神祭り ~玉川の祇園行事~ 静岡市の伝統文化シリーズNo.5」静岡市教育委員会社会教育課、'01、27分
旧玉川村の腰越は安倍川支流西河内川上流に位置する山村集落で24戸、奥腰越と下腰越に分かれる。お茶栽培と林業が主要産業である。古くからの集落である。6月11日子供たちが集まってヨセ(葦)を使って馬の作り物を作る。6月14・15日のマメタクの行事は子供たちが家々を廻る訪問儀礼と馬の作り物を川に打ち落とす神事が組合わさったものである。途絶えていたが2年前に再現されたものである。この日桃の枝を切り取る。馬の作り物を地蔵堂に保管する。14日夕方、子供たちが地蔵堂前に集合する。昔は10歳から15歳の男の子が行っていたが今は小中学生全員で行う。リーダーは弊束を桃の枝につけ魔除けとする。祭りに必要な物(豆・米・砂糖・金)を家々を廻って集めてくる。かつては15日夜明け前の暗闇で行われた。集めた物は町内会長に渡す。15日町内会長宅では豆と米でマメイリコ作り(夏病みしないといわれる)をし、各戸や供え物にし、あとはポン菓子屋に依頼し菓子にし配る。配り終えると川原に向かう。祇園石(マメタクの石)が祭所だが埋もれたので付近の適当な岩にウマ・桃枝・マメイリコ・御神酒を供える。子供たちが石を投げる。厄を載せたウマが流れる。この日を祇園さんと称し川や山に行くことを禁じ農休みとした。川原での水神祭祀が珍しい。流行病が流行りやすい旧暦6月15日は祇園行事の日で、郷島の津島神社祭礼をはじめ、全国各所で天王さん、花火、提灯祭りなどがある。
西河内川上流に位置する旧玉川村の戸数50戸の長熊には「水神祭り」があり、かつては6月15日祭礼日だったが、今は15日に近い日曜に行う。祭り前日「萱刈り」をし、水神に捧げる作り物(鹿)を作る。当日サグチといわれる川原に集まる。作り物をサグチ岩場(水神祭場)に供える。対岸に供え物し拝む。あとで石を投げ川に流す。当地は上流から流した木材を筏に組む所で、川刈り人足がいて彼らが安全祈願で行ったことが起源という人もいる。
・ビデオ「ヤマメ祭 田代諏訪神社例大祭 静岡市指定無形民俗文化財 静岡市の伝統文化シリーズNo.4」静岡市教育委員会、'00、42分
田代は井川の井川湖北の集落で戸数43戸で昔は井川村であった。そこにヤマメ寿司を供える祭りがある。井川には縄文期の遺物が発見される割田原遺跡がある。出作り小屋(菅山)というものがあり、昔は1年の半分はそこで過ごした。1287年創建の田代諏訪神社で8月の例祭がある。
5月3日ヤボヤキという焼畑をする。粟を作り8月頃収穫する。8月26日祭り、昭和30年代の明神谷の神事にあったものだ。4年に1度大祭である。8月10日神饌(神に供する食物)として粟を収穫する。収穫した粟は宮司宅に干す。8月20日明神谷(田代の上流)に神饌用のヤマメ(井川ではアマゴのことをヤマメという)を釣るために入る。普段は禁猟区である。明神谷の源流はミスミが岳にあるといわれる。カークラ(神座、神のいる所)を作り、長さ2mの木を3本組む。ヤマメの肝臓、白子、あまごを塩辛にして神饌にする。神社では幣束をかえる。八ヶ岳御幣(信州諏訪大社の影響)である。明神谷ではカークラにヤマメを吊るし魚釣り祀り。田代諏訪神社でも宮司が明神谷に向かい礼拝する。祝詞を述べる。神事を終えるとやまめは降ろされイタドリの葉とともにニンソク(?)にされる。直会(神事のあとの供宴)となる。ヤマメの包みを持ち集落へ戻る。決して地面に降ろしてはいけない。宮司宅でヤマメを塩漬けにする。祭り前日の25日まで漬けられる。文政年間の「駿河記」に記載がある。ヤマメと粟は焼畑の象徴、イタドリ等田代の人の身近なものを使い自然との共存を示す。
前日25日村総出で祭りの準備。ヤマメ寿司を作る。粟をついて精白する。腐りやすいのでヤマメのエラを取る。作る人は葉を口にくわえ息をかけない。ヤマメの胴体等に塩入粟をまぶす。笹を集める。夕御け饌が本膳である。神社で宮司と祭り当番は精進決済のため「お籠り」する。社務所で甘露煮作り等する。8月26日田代諏訪神社例祭では4年に1度神輿渡御を行う。大曲の場所(昔神輿が動かなくなったという伝承)で特別な祝詞を詠む。一般の参加者も鎌や鉾を持つ。集落まで降りてくる。お旅所に神輿を祀る。神事を執り行う。神輿を神社に戻す。神楽を奉納する。ヤマメ寿司を神前に供える。神々や眷属(付き従う神々)にそれぞれヤマメを供える。そなえるのは秘儀である。宵祭り(盆踊り、花火)となる。8月27日大祭で、神官により前日供えられたヤマメ寿司は下げられる。直会で背を大井川に向けて振舞われる。ナレズシとしては発酵期間が短くナレズシ原初の姿と思われる。とても塩辛くそのまま食せず持ち帰って焼き茶漬けにして食べる。餅とヤマメ寿司を町内各戸に配る。
・DVD「日本の祭」NHKエンタープライズ、77分、‘07、
(北海道)札幌YOSAKOIソーラン祭
札幌の新しい街の祭として定着し、新しい趣向も凝らされ活気付いている。踊りの振り付けは時代に合わせどんどん進化するようだ。
(東北)青森ねぶた祭
これも今の形式となってからの祭としては新しい方だが、このDVDの中では古めかしく伝統を感じる。
(関東)浅草三社祭(東京)
日本の祭、首都東京の祭、江戸っ子の心意気として知られる。
大原はだか祭(千葉)
全国各地にある裸祭の代表として取り上げられたのだろう。祭の心意気が伝わる。
(中部)御柱祭(長野)
出ました。日本で岸和田だんじりと並び最も勇壮かつ怖い祭。悪い言い方をすれば死んでもやる祭の代表。坂落としや川渡りは迫力満点。これまで重傷者や死者まで出すこともあった。
宇出津あばれ祭(石川)
みこしを叩きつける様はシンプルな勇壮さと男っ気たっぷりで見ごたえ十分。
高山祭(岐阜)
屋台上に設置されたからくり人形操作は無形文化財で日本の宝。
(近畿)岸和田だんじり祭
シンプルな勇壮さと野性味をたっぷり味わえる祭。近年有名になる一方。
新宮お燈まつり(和歌山)
夜、山の神社からたいまつを持って麓に下る祭。下山道に連なるたいまつの明かりはさも下り龍の如しである。
(四国)高知よさこい祭(高知)
これも戦後元気付けるため行われだしたもので、振り付けは毎年進化し、常に新しくなっていく祭の代表である。
阿波踊り(徳島)
戦前踊り始められ、戦後急速に普及した祭。今や日本を代表する祭り踊り。
(九州)山鹿燈篭まつり(熊本)
踊る女性の頭に載っている燈篭の明かりが幻想的。
博多祇園山笠(福岡)
なかなか勇壮、
長崎くんち(長崎)
蛇踊りはじめ演目がスピーディかつダイナミック。
(沖縄)沖縄・エイサー
高揚する太鼓のリズム。最後の見物人を巻き込んだ無礼講は楽しさ最高で迫力満点。
・ビデオ「 静岡県指定無形民俗文化財」静岡市教育委員会、ふるさと民俗芸能'ビデオNo.12、'94、30分
・ビデオ「 静岡県指定無形民俗文化財」静岡市教育委員会、ふるさと民俗芸能'ビデオNo.12、'94、30分
・ビデオ「 静岡県指定無形民俗文化財」静岡市教育委員会、ふるさと民俗芸能'ビデオNo.12、'94、30分
・ビデオ「 静岡県指定無形民俗文化財」静岡市教育委員会、ふるさと民俗芸能'ビデオNo.12、'94、30分