2018年度ニッセイ財団
高齢社会助成―共に生きる地域コミュニティづくり―
高齢社会助成の趣旨
私たちは世界のどの国も経験したことのない超高齢社会を迎えています。
また人口減少と人口構造の不安定化、加えて長引く経済的停滞は深刻な社会保障財源の窮迫を招来しています。
さらには地域社会や、従来の家族形態が変容し、まさに「単身生活者時代」ともいえる状況にあり、
家族や地域の人々がお互いを支え合う力は脆弱になっています。
このように複雑で困難な社会状況を迎える「人生100年時代」を活力あふれる社会にするためには、
自助・互助・共助・公助が一体となって人々を支え合う社会の構築が喫緊の課題であります。
そこで、この課題の解決に資するための活動、研究に対して助成を行います。
《助成の種類》
1.地域福祉チャレンジ活動助成
助成内容:地域包括ケアシステムの展開、そして深化につながる4つのテーマ のいずれかに該当する活動
テーマ
1.認知症(「若年性認知症」を含む)の人の地域での生活を支えるチャレンジ 活動 (本財団恒久分野)
2.福祉サービスの開発と起業化に向けてのチャレンジ活動(独自財源づくり を含む)
3.インフォーマルサービスとフォーマルサービスの連携によるケアリング コミュニティづくりに貢献するチャレンジ活動
4. 医療・介護・福祉・保健の地域包括ケアを実現するためのチャレンジ活動
《助成対象団体》次の2つの要件を満たしている団体(法人格の有無は問いません)
①助成テーマにチャレンジする意欲がある団体
②他の団体・機関、住民組織等と協働で活動する団体(活動の運営組織の構成員に
申請団体以外のメンバーが参加していること。)
過去10年以内に本財団の「高齢社会先駆的事業助成」、「地域福祉チャレンジ活
動助成」の助成実績がある団体は対象外とします。
《助成期間》 2018年10月から2年
《助成金額》 最大400万 (1年最大200万)
《助成件数》 3~4団体
《募集締切》 2018年5月31日(木)消印有効
II.実践的研究助成(実践的課題研究・若手実践的課題研究)
「実践的研究助成対象分野・テーマ」に対する課題を明確にした実践的研究
《助成対象者》
(代表研究者》研究者(注)または実践家
(注)助手も対象者とします
《助成期間》2018年10月から実践的課題研究:2年
若手実践的課題研究:1年
《助成金額》実践的課題研究:最大400万 (1年最大200万)
若手実践的課題研究:総額451万(1件最大100万)
《助成件数》実践的課題研究:2~3件
若手実践的課題研究:4~5件
《募集締切》2018年6月15日(金)消印有効
募集要項・申請書等詳しくはこちらのニッセイ財団HPをご覧ください
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