じつはたぶん初美術館。
デザイン系の仕事をしていたくせに、なんか敷居が高くて敬遠してました。
とある事情でタダ券いただいたので、『国立新美術館』へ。
お目当ての作品は、とてもやさしくふんわりと
モデルさんへの愛がだだもれの、大きなラブレターみたい。
のぞき見したみたいで、ちょっと恥ずかしい(>_<)キャッ
写実系が中心で、中には写真?と思うくらいのスーパーリアルな作品も。
すごい技術だなぁと思いつつ、あそこまでゆくと写真でもよくね?とか思ってしまう不届者。
描けないヒガミかな?
デザイン学校の課題で、フランスパンをリアルに描くというのをやった事があって
それはなんとかパンに見えたのだけど
毎週ポストカードに何か描いてゆくという課題で
スプーンに入った水に青空が写っているという
自分の実力を考えず、無謀な挑戦をしたら
なんとリアルどころかメルヘンになってしまい、先生に笑われた(-"-)
まあ、何も見ないでリアルに描くという事自体がムリだったか。
なんか久々に絵が描きたいような気がちょっとだけした。
昔はヘタな絵を描いていた時もあったのだけど
仕事でプロの原画をみてしまってから
あまりの美しさに、なんか自分の絵を描く気力を失くしてしまったのでした。
とりあえず何でもいいから、何か作りたい衝動がたまってきているんだなぁ。
仕事でまがりなりに、何かつくっていると充足していたものが
今は何にもないからなぁ。
強い個性とか、オリジナリティがあるわけではないので
とりあえず何か、手を動かして作っているのが好きというだけで
手芸とか工芸とかそんなものでもいいのだけど。
睡魔に負けない体力が欲しいよ~(T_T)
あ、タイトルはミュージアムショップで購入した本の事
今は出費が重なって『激び』なので迷いに迷ったけど
買わずにいられなかった衝撃を受けた写真集は
『NATURAL FASHION』
ハンス・シルヴェスター