三菱一号館美術館で開催の『ザ・ビューティフル』展に
行って来ました。
って言うか、事前に、2000円の共通前売り券を入手していたんで、
だいぶお得に行くことが出来ました。
ポスターのアルバート・ムーアの《真夏》の印象から、
何やら、妖しげな(エロティックな)流派か?と思っていたんですが、
決してそうではなく、その主義の通り、只々、
「美の為の美を追求する」という流派の回顧展でした。
しかもそれは、絵画にかぎらず、文学や、
工芸・建築にまで至っていた、非常に広い概念だったようですね。
時代的には、ラファエル前派のあとに来る流派のようで、
たまたまそうなっただけですが、昨日、『ラファエル前派展』に
行っていたので、調度良い予習になりました。
上記にも記しましたが、絵画としては、
アルバート・ムーアの《真夏》の他、
ラファエル前派の中心人物でもあった
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの《愛の杯》、
ラファエル前派第二期の画家エドワード・バーン=ジョーンズの
《ヘスペリデスの園》など、ラファエル前派に加わった画家たちの
作品もたくさんありましたね。
そうそう。
オーブリー・ビアズリーの《書籍宣伝ポスター》が出展されていたんですが、
ロートレックの作品かと、勘違いしてしまいました(苦笑)。
いやぁ、それにしても「美の為の美を追求する」とは。
勉強になりました。
名称 | ザ・ビューティフル -英国の唯美主義1860-1900 http://mimt.jp/beautiful/ |
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会期 | 2014年1月30日(木)~5月6日(火・祝) |
会場 | 三菱一号館美術館 |
当日観覧料 | 一般1600円、大学・高校生1000円、中・小学生500円 |
開館時間 | 10:00~18:00(祝日を除く金10:00~20:00) ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜日 ※但し、4月28日と5月5日は18時まで開館 |