晴れ!
そんな日曜日の今日は、上野の国立西洋美術館で開催中の
『シャセリオー展』に行ってきました。
シャセリオー。
不勉強で、今回の展覧会までは、その名前は知りませんでした。
なるべく早く着こうと(まぁ、いつもそう思っているのですが)、
心した結果、10:00a.m.ごろの到着。
十分に合格の水準です(笑)
ポスターなどで、《カバリュス嬢の肖像》が使われていますが、
やっぱり、この作品は見どころの一つですね。
シャセリオーは、あまり人の肖像画を描く事が無かったそうなんですが、
これは、そのあまり無かった方の肖像画。
描かれた本人も気に入っていたそうで、亡くなるまで、
自分の手元に置いていたとか。
《泉のほとりで眠るニンフ》も見どころ。
モデルは、当時有名だった高級娼婦アリス・オジーだそうです。
ですが、私はこちらよりも、《コンスタンティーヌのユダヤの娘》の方が、
印象に残りましたね。
こちらを真っすぐ見るまなざし。
衣装などは、比較的荒く描かれていますが、
表情はきちんと描きこまれていて、そしてキレイ(美人)です。
『絵画界のナポレオンになる』と、師匠のドミニク・アングルに
言われたそうですが、それは、素人にもわかりますね。
だって、10代半ばのころから、きっちりとした作品を描いていますかねぇ。
16歳のころの《自画像》が出展されていましたが、
これが16歳のクオリティですか・・・、すごいです。
長生きすれば、もっと素晴らしい作品を残したのにと思うと、
37歳の若さで亡くなってしまったのは残念です。
こちらは、入場口の撮影スポット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/5d/7bee4f2b35c9b242813506c6fcb5e536.jpg)
上から垂れ下がっているので、撮影スポットと言われても、
若干微妙ですね。
パネルか何かになっていて並んで撮る事が出来るとか、
顔出しパネルになっているとかなら、わかるんですが。
名称 | シャセリオー展 ―19世紀フランス・ロマン主義の異才 http://www.tbs.co.jp/chasseriau-ten/ |
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会期 | 2017年2月28日(火)~2017年5月28日(日) |
会場 | 国立西洋美術館 |
当日観覧料 | 一般1600円、大学生1200円、高校生800円、中学生以下無料 |
開館時間 | 9:30~17:30(毎週金曜日:9:30~20:00) ※入館は閉館の30分前まで ※シャセリオー展は土曜日の夜間開館無し |
休館日 | 月曜日(ただし、3月20日、3月27日、5月1日は開館)、3月21日(火) |