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東京藝術大学大学美術館 『円山応挙から近代京都画壇へ』

あーーーーーーーーーーーーーーーっい!

そんな日曜日は、東京藝術大学大学美術館で、
昨日開幕の『円山応挙から近代京都画壇へ』へGO!

本当は、開幕日の昨日行っても良かったんですが、
初日は何かと混みそうな予感・・・
と言う事で、明けて二日目の今日行って見ました。

いつもの如く、狙ったように、開場間もない10:10a.m.頃に到着。
入場待ちの行列も解消して、スムーズに入館できました。

開場に入ってみると、まぁまぁな客の入り。
やっぱり、円山応挙と言う事なので、
好きな方が多いのでしょうか?

とはいえ、展示されているのは、円山応挙だけではありません。
円山応挙に影響を受けた画家たちの作品が展示されると言うのが、
この展覧会の趣旨です。

見どころの大乗寺の障壁画。
襖絵なんですが、描いた人によって、味が違いますね。
ちょっと「?」となったのが、呉春「四季耕作図」
稲作を春から秋にかけて描いた作品なんですが、
真夏の田んぼの状況が無かったようにも見えるんですけどね??

って言うか、別名を“応挙寺”とも言う、
この大乗寺と言うお寺の事を知りませんでした。
いやぁ、お寺の複数の襖絵が、応挙はじめ、
その門下の画人が描いているとはね。
しかも、京都の真ん中とか言う所ではなくて、
兵庫県北部の香美町と言うところ。

なんでもその昔、京都で苦労して生活していた円山応挙に、
このお寺の住職から助けられ(お金の援助を受けた)、
その後大成した応挙は、嘗ての恩に報いるため、
襖絵を描いたと言う事の様です。

その他興味深かったのが、“千總”と言う会社が収蔵している
彼ら応挙派の作品が、いくつかあった事。
いや、民間企業が美術品を持っていること自体は、
時々あるんですが、今回は、複数の作品があったので、
ちょっと目を引きました。
京都のきものの会社の様です。

その株式会社千總の所蔵強している作品の一つに、岸竹堂「猛虎図」
なんとも、阪神タイガースファンが、喜びそうなタイトルですね(笑)
屏風なのですが、そのタイトルの通り、力強い虎が描かれていました。

特に激込みと言う事も無く、猛暑から逃れられて、
中々良かったです。









名称円山応挙から近代京都画壇へ
https://okyokindai2019.exhibit.jp/
会期2019年8月3日(土)~ 9月29日(日)
会場東京藝術大学大学美術館
当日観覧料一般1500円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料
開館時間10:00~17:00
※入館は、閉館の30分前まで
休館日月曜日
※祝日又は振替休日の場合は開館、翌日休館
巡回展[京都展] 2019年11月2日(土)~ 12月15日(日) 京都国立近代美術館(岡崎公園内)
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