ababa ...ひびのおたけび

CRPS・脊髄損傷…
病は体の自由を奪い痛みで蝕む
それでも私の心は自由で在り続ける
大空を羽撃く鳥の様に...

再会

2004-08-01 20:00:00 | 日記
先日、市役所へ用事があり行ったところ、高校時代の友人に会いました。
4,5年ぶり位で、前回会った時まだ私は、二足歩行していました。
友人は、市役所で嘱託職員として勤務しているとの事でした。
実は、この友人を市役所で見かけた事が数回ありました。
昼時に昼食を食べる為にか、数人で横断歩道を歩いている時に
すれ違った事があったのです。
二足歩行をしている頃ならば、何の気兼ねもなく
声を掛ける事が出来たでしょうが、
今の自分の姿ではやはり躊躇してしまうのです。
入院中からの私を知っているのならば、如何とも思わないのですが、
何も知らない状況で会う事には抵抗があるのです。
何故こうなったかを話さなければならないし、
第一、如何いう顔をして話せば良いのかも分かりません。
私よりも相手の方が、もっと気兼ねするとも思います。
何故こうなったか、聞きたいけれど、
聞いてはいけないような気もするだろうし、
どんな顔して接すれば良いのか、戸惑うかもしれない。
私も逆の立場ならば、きっと如何したら良いのか
考え込んでしまうだろうし
特に私は、部活で怪我はしていたけれど、人一倍元気だったし、
ガタイも良くて、見るからに健康優良児のようだった。
高校を卒業してからはバイクを乗り回し、
仕事は身体を使ったキツイ仕事ばかりしていた。
その私が、車椅子にのり、病気になり、
薬を欠く事が出来ない身体になっている。
あまりにも変わり過ぎた私、車椅子に乗る自分を恥じてはいないけれど、
私と分かった時にとる、友人らのリアクションには
まだ私自身の気持ちが耐えられない。
この耐え難い気持ちは、自分の命が亡くなるまで続くのだろうか?
それとも、時間が経つに連れ消えていくのだろうか?
その答えを出す事は、今は出来ない・・

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