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シロガネの草子

「恋のやまひ」の眞子皇女(まこのひめみこ)と「血脈」と「みだれ髪」





 シロガネは前の記事でこのお歌は、K氏の恋のお歌ではないと書きましたが、世間では、そう思って居ないようです。今日、とある番組を見ましてやはりそうなのかな~~と思ってしまいました。


あまりにも現在の姫宮様の状況が似ていてビックリしました。この日にこの番組を放送するとは・・・・・なんか意図があるのでしょうか?


 2月6日は、ちょうど2年前、眞子内親王殿下と小室圭氏との婚約延期が、2020年までと発表されてた日です。新たな発表があるのかどうか世の中の注目を集めています。
 シロガネを始め多くの秋篠宮皇嗣家を心を寄せる人々又は人生経験豊富な人々は、心から破談を待ち望んでいます。例え一緒になっても姫宮様が、幸せになるとは、とーーーーてい思えないからです。間違いなく姫宮様は喰い物にされて利用され尽くされるでしょう。
 少し違いますが、姫宮様と圭氏と似ている、佐藤愛子さん作の「血脈」を読めば良くわかります。

 愛子さんのお姉さんの早苗さん、妹思いのいいお姉さんでしたが、佐藤家のトラブル男達に絶望して兄弟達と全く違う、高学歴の世間的には、非の打ち所のない村木(でも鈍感)に恋をするのですが、しかし母親のシナは、絶対に娘の早苗は不幸になると猛反対し続けましたが、とにかく早苗はもう村木にぞっこんで、小説を読んで頂ければわかりますが、早苗は、村木と盛大な結婚式をあげまして、シナが渋々用意してくれた贅沢な着物を沢山持って幸福に酔いしれて一緒になるわけてす。
 ネタばれですが、この結婚生活は、村木の鈍感さのせいで早苗は長年耐え続けた末に、早苗は心を病んでしまい、母シナの言う通り早苗の結婚は不幸な結果となります。その後耐える事を止めた結果、早苗は好き勝手な生活を村木と離婚せずに送り、家庭生活を崩壊させ、妹の愛子とのなかもすっかり悪くなりました。
 夫の村木はなぜ、妻の早苗がこんな風になってしまったのか、最後まで理解できず、早苗が先に亡くなった後、ながーーい挨拶状を書いて、葬儀に来た人達に送ったりして、早苗の死後に後を追うように最後まで妻の心を行動を理解できないまま亡くなるのです。

・・・・・彼はこんな手紙を書いたのだった。
 「早苗さんを幸せにするために、辛いけど辛抱します」

早苗からはすぐ返事が来た。
 「一日も早くこの家を出たいけど、雄介(村木の名前)さんも我慢なさるのですから、私も辛抱します・・・・」


「血脈」第三部 第四章、宿命より(文庫版だと下巻584ページ)

 これは、早苗が好き勝手な生活をしている時に、二人の結婚前、村木が少しでも結婚生活の基盤を良くするため、結婚を延長させてまで、海外へ出張した時の二人の手紙のやり取りを村木が思い出した場面です。

 前から、この小説を読んで、どうにも姫宮様とそして鈍感力と言われる圭氏との結婚生活は、こうなるかもなーと、思っていましたので、シロガネは結婚に反対なのです。

 2月6日にNHKBSで放送した、偉人たちの健康相談「与謝野晶子 悩める乙女と恋の病」を見まして・・・・ああマジそうだと思いました。そして現在の姫宮様の状況はまさしく!!「恋の病」の病状だとハッキリ分かりました。そして現代、眞子内親王殿下は「みだれ髪」の状態なのでしょう❗


「みだれ髪」は、与謝野晶子の初の歌集にして、当時センセーショナルを呼びました。かの有名な「君死しに給ふことなかれ」は、この歌集には、載っていません。それは、結婚後です。
 シロガネは与謝野晶子といえばこちらの「君死しに~」のイメージが強いです。確か教科書にも載っていて有名ですから。
ちなみに「みだれ髪」の題名は、与謝野鉄幹が晶子の髪型がいいと誉めて、

「秋風に ふさはしき名を まゐ(い)らせむ そぞろ心の みだれ髪の君」

・・・・と鉄幹が詠んで、それを題名としたといいます。あくまで、説ですが。
 自身の恋愛を赤裸々に歌にしましたが、当のご本人は、内気で、はにかみやで、大声を出せないくらいの人柄だったといいます。


それにしても、美しい女性が恋をして髪の乱れを、恋心の乱れと表現するのは、いにしえから変わりません。例えば和泉式部作の

「黒髪の みだれも知らず うちふせば まづかきやりし 人ぞこひしき」 

(黒髪が乱れるのも知らずに心乱れて横たわると、まずこの髪をかき上げた人が恋しいことよ)

与謝野晶子は、和泉式部の歌を天才と誉めています。

内気で、はにかみやの晶子を変えた、つまり「みだれ髪」にした原因はそれは・・・・(あの姫宮様の黒髪を乱れ変えた原因とは・・・・)

姫宮様も同じご病気なのです。しかもかなり重症では?

姫宮様というより、常識から外れたK氏も同じデスネ。でもそれで姫宮様は、


恋は盲目という状態となってしまったのでした。


三十六歌仙絵のうち、只一人後ろ姿の小野小町。姫宮様と同じで、周りが見えていませんね。 イヤ、これは違う・・・・・。


恋は盲目と言いますから、姫宮様の目に映る「海の王子」様はきっと、

アニメ・「赤髪の白雪姫」のゼン殿下に見えてるのでしょう。だとすれば、大変だ!!一体どうしたらいいんだ!姫宮様相当な重症だ!

 第11話で、「いい音だ・・・・」と、白雪と一緒にゼン殿下秘密の場所で、清々しい風の響きを聞くゼン殿下。
 それで、この11話はですね、本当にマジで、赤面回でしてね、へへへへへ・・・・とシロガネも年甲斐もなくそうなります。まあ、こういう事デスネ。姫宮様の重症のお目が語っています。そして、


 確かに・・・・息子を「王子」と呼んで溺愛しているインパクト大、そして謎の男性関係多しの私生活を送っているらしい、あの!!お母様が義理の母になるというのに。普通の女性はこれだけでも結婚なんて、お断りでしょう。正に怖いもの知らずとはこの事。それから、



世の中の反応がこうなのに・・・・・しかし姫宮様のお気持ちは、


 反って恋心が盛り上がってしまってマジ今でも、この状態が続いていると思います。でもしかし、シロガネのこの予想が外れる事を心より望んでいますが、女性の心は、男にはどうにも理解出来ないのは、かの「枕草子」にも書かれていますから・・・・・。何とも言えませんが。


しかし、姫宮様の心理状態というのは、



 他人からの「恩義」を何とも思わない、返そうとしないような男と一緒になろうという事は、はたして、人間的に正しいといえるでしょうか。シロガネには、そうとは思えません。絶対にです!!!


しかしながら、多くの国民がご結婚を反対するなか堂々と眞子皇女(まこのひめみこ)は、



「望月に 月の兎が棲まふかと 思う心を 持ちつぎゆかな」

・・・・・と詠まれ物議を呼ぶことも承知のうえのこのお歌を世に公表されました。

そして、妻子ある与謝野鉄幹と道ならぬ恋をし、周囲の非難のなか、与謝野晶子は・・・・
「道を云はず 後を思はず 名を問はず ここに恋ひ恋ふ 君と我と見る」

(道徳的な事は、言わず、この先も考えず、人の噂なども気にせず、あなたと私は、恋に燃えて見つめ会うのです)

恋ひの病の中で、堂々と自分の思いを歌に詠み世間に発表ました。これがまさに!!


 恐らく、ただいま絶賛、ロミオとジュリエット効果状態で、「恋のやまひ」の姫宮様ですが、いつかは、現実を見なければならないでしょうね。「破談」という名の良い劇薬があればいいのですが。
 しかしいつか、「恋のやまひ」が治りまして、ご自分を振り替える時、もしかしたら将来、あの頃K氏に恋焦がれ、ご自分を見失っていた頃に詠まれた和歌を恐らく、沢山の作られていたのを歌集としてまとめられて現代版「みだれ髪」を世に出されるかも。


 ご自分の恋愛体験を和歌に詠み、ご自分の思いを、相手はどうであれ伝え、心を表現するのは、いにしえの頃より雅な心として伝わっていますし。


 ロミオとジュリエット効果の最中に詠まれたお歌は、さぞや素晴らしい恋のお歌だと思います。そして、それは決して姫宮様の黒歴史などではありません。是非とも拝見したいものです。

 すいません訂正します。シロガネは「みだれ髪」を「乱れ髪」とずっと書いていましたが、正しくは、「みだれ髪」です。「あ!しまった」と気付いて、一応書き直しましたが、先に読まれた方はそのまま「乱れ髪」と勘違いしてしまったままのでは、誠に申し訳のないこと事です。

日向
 「あ・・・・・・」
効果音
 (ポア~~~~~ン♪)

日向
 「やって、しまった・・・・」

 アニメ・「ハイキュー」 第6話で初めての練習試合、サーブで緊張の余り影山の後頭部にもろにボールをぶつけてしまった時の日向。
シロガネも気付いた時、こんな感じでした。ちゃんと見ていなかったから、思い込みでこんな間違いを・・・・・。

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