鏑木清方 『紅梅』
敬宮殿下がご成年を迎えられました。ブログで申し訳ありませんが、おめでとうございます。
眞子夫人のご結婚で大分、心をえぐられたシロガネですので、敬宮殿下のお目出度いご成年は、ひときわ心を癒されております。
ご誕生された時から、ご成長を影ながらテレビ越しから見守っていたシロガネも感慨深いものがあります。
さながら、紅梅の花のような姫宮様。“紅天女„のよう・・・・。
宮様がご誕生された時には二十歳のピチピチだったシロガネも四十になった現在では、ブヨブヨ太ったメタボなオッサンになってしまったのですから、年月の長さと早さを両方感じております。
高畠華宵 『落葉』
両陛下の御喜びは如何ばかりでしょうか。皇后様の御誕生日も直ぐですし、こんな感じになるかなと、予想してみました。
皇后様
「20年前は、わたくしの腕に抱かれていた敬宮が、今、こうして成人を迎える歳になった事に、深い感慨を覚えます。それを、どう言葉に現して言いか、わたくしは、本当に悩むのでございますが・・・・」
「ふふふ・・・・」
「敬宮にはただ一言、『産まれて来てありがとう』という言葉を・・・・」
「伝えたいと思います」
そういわれて涙を拭う皇后様。
「その一言で一杯でございます」
涙ながらに言われるかもしれません。その場に天皇陛下と敬宮様がいらっしゃたら最高です。
皇后様には宮様のご成年のお支度に余りにも力を込めすぎて、当日にはご体調の波に襲われて、祝賀を受ける儀式にはご欠席されましたが、お祝いの膳には天皇陛下と敬宮殿下と御一緒に召し上がられたとの事。
胃腸が御丈夫で結構な事です。胃腸の弱いシロガネから見ると羨ましい限りです。そして食欲はおわりになられて良かったです。でも本番は五日の日曜日ですから、ゆっくりと御体調を整えて当日に備えて頂きたいです。
話題になっていますが、敬宮様の
装いなんですが、地味デスネ。こういうのは、良くない影響です。いくらコロナ中でも、戦時中ではないのですから・・・・こういう装いではあたかも、女性皇族は抑圧されている印象を受けます。
シックな装いは、流行しているのかも知れませんが、花の盛り内親王殿下の二十歳のお誕生日なのですから・・・・。
源氏物語屏風(狩野探幽筆)の前で談笑される敬宮殿下。
内親王殿下方の装いは何かの、ジンクスでもあるのでしょうか??これは良くないです。こういう時は、何と言っても着物でしょう!!
内親王殿下方の装いは何かの、ジンクスでもあるのでしょうか??これは良くないです。こういう時は、何と言っても着物でしょう!!
高畠華宵 『真澄の空』
着物の模様は自然の風物等より取り入れられているものが、多く、それと日本と西洋の花やモチーフを上手く組み合わせながら、
高畠華宵 『ほほえみ』
美しい自然に溶け込むように出来ております。
現在の状況下ならアンティークものの着物が相応しいです。
お庭では・・・・
御召や紬が良いでしょう。銘仙は庶民的ですが、ちょとこういう時には軽いと思います。
着物の便利(特に皇室の写真撮影)な所は例え地味な着物でも羽織を明るい色で合わせたり半襟、帯揚げ、帯締めなどのちょっとしたところに明るい色を使えば随分と印象が違ってきます。
そこが良い所です。次にこのように室内、雅な源氏物語屏風の前に立たれる時の装いは・・・・
ちょっとした付下風や小紋という感じの染め模様。それと絞りもの。生地は綸子等が良いでしょう。紫地や紺地又は、ピンク地もお歳に相応しく華やかなで良いです。又、帯はこういう時は、きちんとした錦の織りの帯を合わせられるのが相応しいでしょう。
敬宮殿下のお立場では幾らでも由緒正しいアンティークものの、お着物が手に入ります。しかも只同然で。何せ着道楽のおばば様や元外交官夫人のおばあ様がいらっしゃるのですから。
上皇后様や優美子夫人は、愛しい孫の為に、✨祖母力✨を遺憾無く発揮されて、素晴らしいお着物を手に入れられて、宮様に差し上げる事が出来るのですから。
関口真緒 『梅薫る』
関口真緒 『梅薫る』