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シロガネの草子

ティアラの話題はみんな、燃え上がる


鏑木清方 『夕映』


敬宮殿下のティアラの事が、皇室ブログでとっても話題になっております。敬宮様のティアラは清子様が私的に所有なさっていたのを、お借り受けられて、12月の成年式に臨まれるとの事です。

今回はコロナということで、国費による購入を見送られました。又新たに購入されるのは皆様もう既にご承知の事です。ミキモトでしょうか?和光でしょうか?やはり歴史から言って、ミキモトの方が相応しいと思います。

オフホワイトタイプのものが、皇室では主流のようですが、たまには、色石を使ったティアラも見たいものです。


凝ったデザインでも、

シンプルなデザインでも色石があると、良く映えると思います。
又、真珠(勿論、ミキモト)を髪に飾るヘアバンド風になさるのも良いかと思います。


髪に真珠を飾るのはルネサンス時代にもありましたし、単調な現在の皇室のなさり様には、飽き飽きというのが、正直な所です。


ちょっと変えてみるという勇気も必要です。喧しいのが、昨今の有り様ですけど、晩餐会にはティアラは必ず身に付けてこその、華やかな礼を尽くした日本風の・・・・お・も・て・な・しです。


ティアラももっと沢山の機会に活用されて頂きたいです。


後、国費だろうが、内廷費だろうが、ティアラ等の値段を公表するの止めて貰いものです。


というか禁止🈲。



宝飾品の値段は人それぞれ感じ方が違うのだし、事に女性の身に付けられるものなのですから、その点の配慮が必要です。


全く宮内庁、恐らく男性はその所を理解出来ていない。



公表しなければならないのなら、内廷費で制作すれば良いのです。



世間にはおおよその値段だけ伝えれば良いのです。


ええ本当に・・・・


ジュエリーのお値段は、謎に満ちているのが一番なのですよ。

それで良し!!


ココシュニックタイプのティアラです。かつて眞子夫人が着用したティアラもそのタイプです。



眞子夫人のティアラは、ティアラ制作で名高いショーメのティアラに良く似ております。

☝️これです。説明文によれば、


ファストゥーン・ティアラ、上にダイヤモンドの縁飾りで囲んだルビーを配す。


ティアラは着物と同じく、多くの女性たちを魅了する素晴らしいジュエリーですから、皆さま、この話題に燃え上がるのは、当然の事です。


栗原玉葉 『美人図』


そんな、シロガネもティアラには、多大な関心がありまして、


こんな本を所持しております。

2006年の東京で開催された『ティアラ展』観に行って来ました。ほとんど女性たちばかりで、恥ずかしかったですが、数々のティアラはとっても美味しそうでした。(笑い)何だか、砂糖細工見たいで、飴みたいで、舐めたら甘くて美味しいそう~~~そんな感じでした。(大笑い)

写真で見ると大きく見えていましたから、実際に実物を見ると、とても小さくて、可愛らしくて、繊細な細工もので、こんなに小さく愛らしいものが、身に付けるだけで、地位の高さや威厳がでるなんて、不思議です。

本当に繊細な細工で、それが印象に残っております。そして矢張、砂糖細工に見えて食べてみたいという思いもあったのも事実です。

出口の方で、テレビで、平成の御大礼の晩餐会の時の模様やご成婚パレードの映像が流れていました。

その時、皇后陛下のご成婚のパレードの時の様子が移し出された時に、その映像を見ていた何人かの女性が、

「あ、雅子様・・・・」

そう言ってしばらく食い入る様に見ていたのが、今でも覚えています。

繊細で砂糖細工みたいな、ティアラですが、奥が深いです。歴史も有ります。調べると面白いですよ。他国の王室では代々受け継がれているのが、一般的ですから、今回の敬宮様がおば様のティアラを受け継がれて身に付けられるのは、良いことです。


紺谷光俊 『採果図』


でもてっきり、シロガネは敬宮殿下は勢津子妃殿下から上皇后様へと受け継がれた、ティアラを


敬宮様が受け継がれるとばっかり思っておりましたから、ニュースで知って以外だと、驚きました。

あぁまたそれで、文句を言う人達が出てくるなと思っておりました。そして紀子妃殿下や姫宮方がとんだとばっちりを・・・・。

高畠華宵・挿し絵(原画)

現にもう、そうなっています。



清子様のティアラを借り受けられた事に、不満に思っている人も多くいるでしょう。天皇陛下の一人娘には矢張、それ相応の価値の高いティアラを受け継がれるのが、当然です。いくらコロナとは故、元々在るものを利用するのですから、別段文句を言われる筋合いはありません。


文句を言う方がお門違いというべきでしょう。

『我が身をたどる姫宮』其の22で御所の女一の宮殿下が成年を迎えるにあたり、勢津君様のティアラを受け継がれるという風に書きました。

その時に上皇后様の複雑な胸の内を妄想を膨らめて、かいたりもしました。しかしティアラの事は、これは間違いなくそうなるであろうと、確信して書いたのですが、

『事実は小説より奇なり』な結果になってしまいました。


・・・・もしかしたら読まれていたかも知れません。当初、勢津子妃殿下のジュエリー一式を敬宮殿下に受け継がれる予定だったのが、そうなるとあの、妄想小説みたいなやり取りがあったと思われるからと、誰かが忖度してこういう事になってしまったのかも知れません。


門井掬水 『黒蝶』



ティアラはヨーロッパ王室の方が名高いです。


ルクセンブルク公室。こういうリラックスした感じは良いですね。


大公世子妃のステファニー殿下は、ベルギーの貴族の出身。


現ルクセンブルク大公夫妻。マリア・テレサ大公妃は民間出身でした。
若い時は本当に白雪姫みたいに可愛らしい方でした。


『赤髪の白雪姫』

そして・・・・

綾小路きみまろ
「あれから40年・・・・・」


愛らしい白雪姫は・・・・


モチモチと、

すっかりお肉が付いて、貫禄が出た、白玉団子姫・・・・じゃなく白雪姫は現在でも王子様と仲睦まじいのです。おとぎ話の結末としては、とっても幸せ😆🍀な事です。


ですので・・・・


多少の修正は大目に見ましょう。海外のサイトで、大公妃の写真が出ると、修正か無修正か、議論になっていて可笑しかったです。



ハハハハ・・・・。


仲が良い事は何も変わっておりません。約40年間の幸福がマリア・テレサ大公妃のお体に入っていらっしゃるのでしょう。



横道に反れました。シロガネはちょとこちらのマレーシアやブルネイ等の王室のティアラの画像を載せてゆきます。


南国ですので、衣装もとてもカラフルです。オフホワイトがやはり主流のようです。


ブルネイ王室の王太子妃のサラ妃殿下。17歳で結婚されて日本でも話題になりました。


ご結婚式の衣装です。


金のお花と宝石で散りばめられた、ブーケ💐。


リアルお伽噺みたいな・・・・。


付き添いのご婦人方も何気に高価な宝石を身に付けています。流石大金持ちのブルネイ王室の結婚式。

ブルネイ王妃様も・・・・・

ドーーーンと豪華絢爛なお姿。そして


ダイヤモンドの大きさがもう、並みのものではありません。


エメラルドのティアラに、エメラルド・グリーンのお衣装。

こちらもブルネイ王室の結婚式です。



エメラルドが並みの大きさではありません。

宝石のブーケ



現在のアラビアンナイトの世界みたいで、目の保養です。


高畠華宵 『菊咲く頃』



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コメント一覧

春日野
勢津君さまのティアラは、昭和3年9月のご成婚の御料で、その後も英国王ジョージ六世戴冠式でのロイヤルコートでも付けられたお品。敬宮殿下御成年の御料に相応しいと思いますが、叔母宮黒田清子さまのティアラもお似合いになられます。
晴のお姿の宮さまを早く拝見したいです。
がまがま
はじめまして。
時々お邪魔しています。
Bunkamuraでのティアラ展の話題が出ました。私も見に行きました。とても懐かしいです。もうだいぶ時間が経つのですね。
敬宮様の身に着けるティアラは以前から新調ではなく、かっての紀宮様、秩父宮妃、高松宮妃のものを使われるとよいかと思っていました。
皇后も皇太子妃もティアラは新調せず伝来のものを受け継ぎます。海外の王室も基本的には家の伝来のものを使用しています。
今金は昔と比べ高騰しているので、新調しようとすると高くつくでしょう。それより伝来のものを利用するほうがティアラ本来の役目だと思います。
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