今日は、長崎に原爆が落ちた日ですね。
広島には行ったことがあるけど、長崎にはまだ行ったことがない。
初めて広島の原爆記念館に行ったのは、
中学生のときだった。
ものすごい衝撃・・・ショックを受けて、
しばらく夜になると怖かった。
こんなむごいことが世の中にあったのかととても恐ろしかった。
教科書や、テレビでしか知らなかった原爆が、
生温い現実味を帯びて迫ってきた。
リアルな人形や、焼けた石畳、解けた三輪車、
そのどれもが私になにかを訴えかけてくる。
逃げ出したくなるような気持ちだった。
この事実を忘れてはいけないという意識が生まれた日。
左側は、「この国が好き」鎌田實著。
職場の自然さんが貸してくれました。
子ども達に読ませたいと思い、借りました。
のじ丸には読んで聞かせました。
おもちは・・・・うーん、お年頃かなぁ~・・。むむ。
「がんばらない」という本で有名になった、
お医者さんの鎌田實さんが書いた本です。
チェルノブイリの原発事故の時に、現地へ赴いた人です。
その鎌田さんが、自分のお孫さんに語りかける形で書かれてます。
60年間、戦争をしないと誓い続け、
60年間ひとりも人を殺していない。
日本はすごい国なんです。
中に、池田香代子さんが訳した新訳・日本国憲法の抜粋が
載っているのですが、それも、とてもわかりやすくて、
のじ丸でもわかるのではないかと思いました。
親子で、この夏読んでみてください。
池田香代子さんって、「世界がもし100人の村だったら」を書いた人ですよね。
右側は、私が子どもの頃に母が買ってくれた本です。
「八月がくるたびに」おおえひで作
挿絵が、あのクマさんこと篠原勝之さんだったりして、
かなりびっくりしますが・・。
いたってまじめな子ども向けに書かれた文学作品です。
長崎の原爆の時のことが書かれています。
主人公が被爆体験を語る形で書かれています。
これも、子ども心にとても印象に残っていて、
たまたま実家の本棚で見つけて、持ち帰り、
おもちにも、のじ丸にも呼んで聞かせました。
彼らが、どう感じていたかはわかりませんが、
どうか、日本があらぬ方向へ歩いていくのを
阻止できる人であってほしいと願っています。
長崎の被爆者の平均年齢は79歳?とテレビで言っていました。
このまま、すべてが風化していくのを黙ってみているのは、
人の子の親として、ダメダ!と思っています。
だから、せめて、こんな本があることを知ってほしい。
たくさんの人に・・・。
なくなられた皆さんのご冥福を祈っています。
阻止できる人であってほしいと願っています。
我が家は一応(汗)カトリックでして。。。
長崎は五島の教会巡りをした時に鯛ノ浦で
原爆が投下された大浦天主堂の焼け落ちた
煉瓦を使って建てられた教会を見たことが
あります。長崎は静かに、でも静寂な中に
強く原爆の恐ろしさを語っているように
思えました。
ポチにもそういうことが伝わっていくといいと
思っています。
勝手ながらTBさせていただきました。
身近なところだけでもいい。
子ども達に語り継ぐのは私たちの責任ですよね。
今、私の長男は、
大学の部活の合宿で長野に行っています。
長野の駅から在来線に乗り、
目的地の駅から5kmほど歩いた民宿とのこと。
彼にとっては初めての信濃です。
お久しぶりです。
埼玉は今日も真夏の一日でした。
紹介してくださった本、私も読んでみます!
私は昨夏から、「語り継ぎたい」思いで小さな朗読会に取り組み始め、今年地元の九条の会主催の朗読会で、いぬいとみこさんの、「川とノリオ」を読みました。静かな淡々と散文詩のような文章の中に、悲しみがじわっと伝わってくる作品です。
忘れ去られてはいけない人々の声を私も伝え続けたいと思っています。
風屋さん、はじめまして。
ご長男さん、長野に?
まあ、どこかしら。
大都会よりは涼しいと思います。
こころ座さん、こんにちは。
そうですね、こころ座さんはそういう活動も
されていましたよね。
我が家の子ども達にも聞かせたい・・・。