横浜27団ローバー隊

ローバー隊の現スカウトや近況とOBとの連絡所

読書

2007-04-25 23:46:11 | 地区からの連絡

母のことで何回も九州を往復した。なんだか飛行機で通勤している錯覚にもとらわれた。この機会に古典的な大書に挑戦した。

昨年は、村上春樹の全作品を読破した。解説書関連もいれてだ。

今年は、ドストエフスキーの作品の読書を手がけているが、完読もたいへんに骨が折れる。ロシア文学は、とにかく文章が長い。一人の会話が長いので場面がぼける。

道で会った酔っ払いの親父のせりふが約4ページにいたる。‘罪と罰’の中の母からの手紙は約8ページ。‘罪と罰’な文庫本で700ページ上下巻。‘カラマーゾフの兄弟’がやはり700弱ページで上中下巻。でもおもしろい。

ロシア文学から離れて、感動したのは、ケンフォレット著‘大聖堂’700パージの上中下巻。何十年も構想して1986年から3年間で一気に書き上げた作家のパワーに脱帽。1200年大の中世ヨーロッパのすさんだ世の中で教会間、村と村の間に繰り広げる欲望と愛の物語。今年最大なる感動本になるなあと感じている。


リスク

2007-04-25 23:31:14 | 投稿

リスクという言葉を聞くと危ないとか損失とかマイナスイメージがあるが、先日読んだ本の中で、リスクは‘くじ’みたいなもの、とあった。

樹木を切り続ければ、自然は破壊されてゆくが、立派な建物も立つ。工夫すれば現代版の法隆寺だって立つ。

リスクは‘くじ’であって、宝くじではない。‘読み’が必要だからとある。

リスクは損失とチャンスを持っているということなんだろう。リスクばかりを大声で叫べば、何も生まれてこない。リスクを背負って努力すればビッグチャンスが生まれてくるということなんだろう。

人生も仕事も大学も、アグレッシブにプラス思考で!