1999年9月、セブ島の西海岸に浮かぶペスカドール島で、ダイビングライセンスを取った。
当時45歳。毎日午前1本、午後1本の一週間のダイビング教習。
4日目頃から心身ともに限界をかんじるようになって、ただただ、事故もなく早く終わってくれと感じるようになったその時、まさに待ってたごとく予期せぬ事態に遭遇した。
移動ボートに乗ってダイビングを始めた5日目の午前のこと。
ボートから飛び込んで目的地点まで僕らは移動するのだが、目的地だと思って、海上に浮上したところ、ボートがない。
あわてて、再度潜ろうとしても、初級の私だけが、もう酸素がなくなってしまっていた。少々パニックになりながら、シュノーケリングで泳いで、やっとボートを発見してたどりついたときは、もうくたくた。
日本に帰ってまもなく左目の網膜裂孔と診断されたときは、そのときの疲れかなとも思った。
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