団キャンプのあった本栖湖スポーツ広場は、竜ヶ岳という山のふもとにあったのだが、とても不思議なエリアだった。
本栖湖全体は、真っ黒に日焼けした色とりどりのウインドサーファーで混雑しており、まさに完全な夏モードなのだが、このスポーツ広場というと、毎日、どんな天候であれ午後になると本栖湖の湖面からの風とともに山頂付近には雲が生まれ、しだいにキャンプ場を覆い隠し、霧雨と涼風をもたらして、時には長袖が必要になるほど寒くなってくるのだ。まさか今日はと思っているとまさかまさかと今日もまた大きな雲が覆ってくるのだ。
太古の昔から毎日‘竜ヶ岳と雲と霧雨’の関係は続いていたのだろうが不思議な関係だ。今度は秋にお邪魔してみようか?冬だったらどうなるのだろうか?論文のテーマにでも童話のタイトルにでもなるかしらんとも思っている。 小山
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