<わたしが・棄てた・女>
病院の待ち時間に、暇を持て余してなければ
最後まで読んだかどうか自信がない。
導入部、
時代が古いことと、何だか臭ってきそうなのと、
主人公の学生の心理がイマイチ
女性の立場から許せないのと・・・
何度も、閉じたり開いたりしながら
読み進めた。
後半で面白くなって、
あきらめなくてよかった~
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しかし、軽めの小説なのに、
ちゃんと重たいモチーフが散りばめてあって
目を背けがちなテーマが、読後に胸に残る。
・・・・作者の、軽めな読み物、私には良いかも。
<妖女のごとく>
これ、久々のヒットだった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/155.gif)
読書にあまり引き込まれないタイプの私が、
先を楽しみに一気に読んだ。
文章も抵抗なくすんなり読めたし
(私の場合、文章のクセがどうしても気になって
違和感感じる作家も多い・・・偉そうにゴメンなさいよ~・笑)
1985年か。
結構新しい。(・・・と感じてしまう自分が怖い)
ハラハラドキドキが嫌いなせいで
映画や小説を好まない「平凡」好きの私に
ちょうど良いゾクゾク感。
・・・・とてもよかった。
遠藤周作。
好きになってきた。