夜明けの縁をさ迷う人々/小川洋子

短編集。

不思議なｔ物語ばかり。
昔読んだ・・・星新一のショートショートを思い出した。

有り得ない話が、嫌いとか言ってなかったか？？＜自分（笑）

こういう、ハナから有り得ない話は、
それとして面白い。
なんだかよく想像できないものもあったし。



小川さんの本、
野球とか孔雀とか数学とか
よく出てくる気がする・・・

何かを書くために、一度調べたことは
いろんなお話を書くときに
それぞれに役に立つってことかな？

知識がなーにもない私には
ものを書くことは不可能だなぁ。。。。
「読む」ことが好きならまだしも
読書は嫌い、って言っちゃってるからな～（笑）
まして、文献を調べたり専門分野を勉強するなんて・・・！



それにしても

不倫と死体と美しい女、が必ず出てくるのと同じくらい
「子沢山の女」が主役の話って、ないなぁ。
私なんか、三人生んで育てたからして～
そういう、ちっちゃい子育ててる誰かの
物語があってもよい気がするんだけど・・・
お話の主人公はみな、
独身か子供がいない夫婦か
一人っ子の母・・・・

まあ～子育てに忙しくて
感傷に浸ったり、現実に振り回される
ヒマもないのが子持ちの女なのかもねー
作者がそういう環境にないから
思いつかないのか？

なんか・・・ちょっと
世間から外れた気分。

なんちゃって。


忙しいのは、何より。
ヒマな私は、この頃、
ろくなこと思いつかないから・・・

さみしさのような、むなしさのような・・・
割り切れない感情に
戸惑っています。