暑いから、エアコンの部屋から出たくない。
そんな時、読書はうってつけ。
長男に「どうしてこの頃そんなに本を読んでるの」と聞かれた。
彼の記憶に、読書をする母の図はなかったのだろう。
「ラクだから」とその時は答えたが
後日「もとい、楽しいから」と訂正しておいた。
ちょっとした「隙間」に、読書はいい。
道具が要らないし、部屋は散らからないし
体力は使わないし、どこででも出来るし、すぐにやめられる。
ほんとに、イイ。
先週、本を返却してしまってから
読書の記録を書いてないことに気がついた。
以下、リストのみ。
まひるの月を追いかけて /恩田陸
おめでとう /川上弘美
あしたがあるから /内館牧子
恩田陸さんは「６番目の小夜子」の作者だったのか。
読者の楽しみ、「当たるはずの推理」が
見事に裏切られた複線があって、うわ～っ、って感じ。
「おめでとう」は、楽しかった。
文章と、登場人物のキャラが好きだった。
今まで読んできた江国さんとは異質で
まったりしていて、気が張らない感じで、楽しかった。
内館さんの文章は、ものすごく甘（スイート）かった。
台詞がやはり、脚本チックでリアル。
読みやすいけど、この年にしては気恥ずかしい。
以上、読書を始めるきっかけとなった江国香織を離れて
インスピレーションで本棚から選んでみた３冊。
今週借りたのは、以下の５冊。
背負い水 /荻野アンナ
・・・「この人、知ってる」的に彼女の本から適当に読みたいものを。
私は、産みたい /野田聖子
・・・中身をめくって決めた。あまり好きではない政治家の、仕事以外での素顔と、
女性として、テーマに興味あり。
プラタナスの木陰で /鮫島有美子
・・・音楽家の書いた本って、前から好き。小説より、実はこういう本ばかり以前は読んでいた。
大人のための教科書の歌
・・・誰でも知ってる唱歌の解説本。背景や真意など、知りたいことが書いてありそう。
そして、美しい部屋（笑）
借りた本のうち、手ごわそうな（厚い、難しい）本から読むようにしてるけど
今回最初に読んだ「背負い水」は拍子抜け。
なんて明るい・・・面白い文章なんだ。
そういえば、ＴＶで見た荻野さんは
かなり楽しい方だった（笑）
目下、鮫島ワールドに没頭。
彼女の日本の歌のＣＤ、持ってる
ご本人の、美しさにも感動。
