Wordの作業ウィンドウ(右端に出るやつ)で、書式の詳細設定を表示すると、キャレット(カーソル)を置いたところの書式の情報を詳しく見ることができる。スタイルをいろいろと設定していって思い通りにならないときに原因を探るのに役立ちそうだ。
ここで、段落のスタイルも変更できる。
ところがスタイルの変更のダイアログボックスが通常と違う、旧バージョンのものと思われるものが表示される。(これはまだいいとして‥‥)
驚いたのは、たとえば「表題」スタイルだったところを「標準」に変更すると、作業ウィンドウの表示(書式の詳細設定)からスタイルの項目が消えてしまう。戻そうと思っても、この画面からはスタイルの変更作業ができなくなってしまう。
ここにも「途中まで引きつけておいてあとで冷たくあしらう」という、M社製品の風土が色濃く表れている。
思わせぶりな女性とデートの約束をとりつけて、その場にいったら見事にキャンセルされた、ような(?)イヤーな気分になる。