「悪銭身に付かず」なんてことわざがある。悪銭とは不当な手段で得た金銭。それはだいたいの場合つまらないことに使ってしまい残らないものだ、という教えだという。聖書には「初めに急に得た相続財産は、終わりには祝福されない」(箴言20章21節)。とある。おそらくこの“急に得た”は正当な労働ではなく手に入れたもの、という意味があるだろう。利益を得る方法が不当な時、それを人は神の目からも人の目からも隠そうとする。見渡せば儲ける為ならなんでもOKみたいな人々はたくさんいる。でも、裏返して考えれば、たとえ少ない利益であったとしても正しい方法で得た利益には、ちゃんと神様の祝福がある、ということだとも思う。
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