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二階俊博、安倍晋三にかみつく
テレビ番組「クロスファイア」に出演した二階俊博が、安倍晋三が主宰した「桜を見る会」前夜祭をめぐる政治資金疑惑について、司会の田原総一朗
が、「安倍さんは勝手にお金を使われたんだから、もっと怒っていいはず。 」とコメントした際、これに対し二階俊博は、「安倍さんのほうから、そこから支払いなさい、と言った訳なんで。 」と述べ、安倍晋三が支払いを指示したと、認める発言をした。
策士二階俊博は、先の自民党総裁選で、まずは石破茂を担ぎ、安倍、麻生連合を脅し、最終的には石破茂を切り捨てて、菅総理大臣生みの親となった。 権謀術数にたけた政界遊泳術は見事なものであるが、カジノ利権、go to利権と、政治は銭儲けだ、銭儲けをして何が悪いのだ、というタイプのように感じられる。
だから、今回の奇をてらったこの発言にも、何らかの意味が込められている。
安部グループを牽制し、菅政権を維持させようと考えている。 菅政権が転ぶと、自分の立場が危うくなるのだから、政敵を強い立場にいる今、叩き潰しておく。
万が一、菅が転んだ場合、安倍晋三に対する発言は誤りだったと謝罪し、次回立ち上がる反菅グループに恭順の意思を示して許してもらう。
二階と公明党が組んで、広島から公明党の国会議員を誕生させようとしているが、岸田及びその仲間うちは、はらわたが煮えくり返っていることだろう。 広島戦争の勃発だ。 けだし、菅原文太出演の、広島ヤクザの抗争を見ているような気になる。
魑魅魍魎とは、人をだまし、悪さをする妖怪のことを言うらしい。
戦後の昭和を大きく捻じ曲げた妖怪岸信介と、新興妖怪との争いは、それが、妖怪同士のものであるから、我我人間界には、あまり、メリットは無いことは確かなようだ。