水俣病慰霊式の後での政府、被害者の懇談会で、環境省サイドが、マイクの音を下げ、話を遮る妨害行動に出る。
厚労省が、ワクチン被害者の声を封殺する、横柄で非情な態度と同じだ。
国策企業チッソの公害を隠蔽した政府と御用学者と官僚、彼らには、公僕としての自覚などなく、ただ、組織の中で立身出世することが仕事の目的のようだ。彼らには、個人的利害が第一で、公共の利益は三の次。公共の利益を考えることは、自己利益の棄損になると考えているようだ。それを許すのは、忌まわしい法律である。民主主義、暴力否定、官僚という弱い生き物は、法律の解釈にはたけているが、殴り合いなどしたことがない。人間の情念に疎い勉強のできる官僚の狡猾に、殺意を覚えるのは異常な神経だろうか、と考えたりする。わからないやつは殴ってでもわからせる、かつてそういう時代があった。そういう時代は、今の平和といわれる時代よりはるかに平和だったような気がする。