2009年8月18日 飲茶→トラム→マンゴーパンケーキ→餃子→男人街・女人街
香港旅行2日目の話。この日は雨。それでもめげずに、「朝から飲茶食べよう!」と9時ごろ出発。飲茶の店は「歩き方」に載っている「蓮香楼(リンヒョンラウ)」になんとなく決定。ローカルで渋い雰囲気の店らしい。安いらしい。
まずはカオルーン島から香港島に行くため、フェリー乗り場へ。
↑ フェリーは一部冷房が効いているところもあった。
5分ほどで香港島に到着。長~い歩道橋を歩いて市街地へ。
↑ 雨の路面電車
「歩き方」の地図を見ながら飲茶の店へ。
↑ 途中、こんな道を通って・・・
↑ ローカルな飲茶の店に到着。朝から満席。わいわいがやがや。はやっとる。
空いているところに適当に座ったら店員がやってきて、食器を「ガチャガチャガチャガチャ!」と投げるように数秒で並べて、無言で去っていった。「うおー接客マナーに文化の違いを感じる・・・笑。」
「なんか食器が汚れてるなー」と思ったら、食べる前に食器は自分で洗うらしい。となりの地元のおっちゃんは器に熱いお茶を注いで、その中に食器を入れてクルクルまわして器用に洗っていた。そんなローカルルール知らん!
そんなこんながありながら、店内を周るワゴンから適当に取って「香港に来てはじめての飲茶」スタート!
最初にとったのは、ツルンとした餃子の皮のようなものの中に、小エビやら牛肉やらの炒め物が入れられた料理。
↑ 名前がわからない料理
これはまあまあおいしかった。ワゴンのおばさんは、テーブルにあったカードに「あんた達は○○HKドルの料理を食べました」というはんこを押して去って行った。
次にやってきたワゴンの中をのぞいたら、おいしそうな肉まんが3つ!迷わずコレに決定!・・・が、一口食べてみたら甘~いアンマンだった。
↑ アンマン。2品目で早くもデザートとってしまった。
次にやってきたのはこちらもおいしそうなシューマイ。「これは買いだろー」と落札。
↑ いい写真がなかったシューマイ
これはうまい。香港のシューマイに満足。
さらに豚肉を蒸したような料理がやってきたので、とってみた。おいしそうに見えたけど・・・ほとんど脂の問題作。コラーゲンたっぷり・・・なのか?
↑ ほとんど脂の問題作。
この後も最初に食べた皮がツルンとしている料理の別の具が入っているやつを食べたり、ちょっと独特のにおいがする肉団子のようなものを食べたり・・・と、「一口食べてみないとどんな味かわからない」な食事を楽しんだ。
そして最後は葉っぱに包まれたチャーハン。「本当に葉っぱの中はチャーハンだろうか・・・」と心配しながらそっと開けたらチャーハンで一安心。
↑ 葉っぱに包まれたチャーハン
これもうまい。日本の米とは米粒の大きさも味も食感もちょっと違うチャーハン。
↑ このカードで精算
初めての飲茶は「食べてみないと当たりかはずれかわからない」というわくわく感が楽しかった。MVPはシューマイかな。
店を出ると、雨が小降りになっていた。なので、「地下鉄で香港島の東の方まで行って、そこから街中を走るトラムで横断してみよう!」ということになった。
地下鉄に乗って、「北角」というところへ。「北角」にはごちゃごちゃした商店街がたくさん。
↑ 香港らしい気がする1枚。
そして、トラム乗り場へ。
↑ トラム乗り場
↑ 2階の一番後ろに座った
↑ 出発!
トラムは冷房効いていないので「蒸し暑い~」。けど、香港のごちゃごちゃした街中を上から眺めるのはおもしろい。
↑ ごちゃごちゃした街を通っていく
↑ 道行く人多すぎ
駅に停車していると、後ろからもう一台トラムがやってきた。そしてギリギリまで急接近!一瞬ぶつかるかと思ったよ。
↑ ギリギリまで接近してくる。
トラムは途中から高層ビル街へ突入。
↑ いきなり高層ビル群へ。
↑ 立派なビル
↑ 高層ビル街をトラムが走っていく
高層ビル群を抜けるとまたごちゃごちゃした街に戻り、飲茶の店の近くの「上環」まで戻ってきた。
↑ 「上環」で下車。またごちゃごちゃ。
「るるぶ」によると、「上環」の「ウエスタンマーケット」という建物の中に、マンゴーパンケーキなるものがおいしいと評判の店があるらしい。「ふーん、食べてみるか。」
↑ 評判のマンゴーパンケーキ。200円ぐらい。
↑ 友人が撮っていたマンゴーパンケーキの中
パンケーキというよりはクレープに近い感じ。マンゴー果肉がたっぷり入っていてうまい!評判通り。さすがるるぶ。
お次は近くに「モンモンミュウ」という寺があるらしいので、行ってみることに。
↑ 「モンモンミュウ」という寺。思ったより小さかった。
・・・こじんまりとした寺で、見所は少なかった。
↑ 辺りはごちゃごちゃした雰囲気
周辺の観光客が少ない、地元の人々が住むエリアをうろうろさまよっていたら、おいしそうなマンゴープリンを売る店を発見。またマンゴー。1つ買って近くのベンチに座って休憩。これもうまいよ。
↑ マンゴープリン。100円ぐらい。
時刻は4時半過ぎ。まだまだ夕食には早い時間だけど、何しろ朝昼兼用の飲茶の時間が早かったもんだから、「腹減ってきた。」 「るるぶ」を眺めて、「北方餃子源」という近くの餃子の店に決定!歩いて餃子の店へ。
「北方餃子源」で、適当に「るるぶ」おすすめの「水餃子」2種類、「五香風味チャーシュー」、それから「白ご飯」と「コーラ」を注文。
まずやってきたのは缶のコーラとストロー。
↑ つづいてやってきた、ちょっと臭うごはん。
↑ そしてやってきたどんぶりに入った水餃子と・・・
↑ 今回の旅最大のはずれ「くさくて冷たいお肉」。ぶれた。
「五香風味チャーシュー」、別名「くさくて冷たいお肉」は一口食べるとすごく独特のにおいが口の中に広がって、「あ、これダメだ・・・。」ギブアップ。つづいて「うまいって」と強がっていた友人もギブアップ・・・。おい、るるぶ・・・これは日本人向きの味ではないだろ・・・。
水餃子はうまい!皮がモチモチ。さすが「るるぶ」。腹いっぱいになるまでたらふく食べた。でも「くさくて冷たいお肉」は餃子のおいしさに勝るインパクトがあった。インパクトありすぎだった。
餃子の店を出ると、時刻は5時半。そろそろカオルーン島に戻ることにした。フェリー乗り場へ。
↑ フェリーとフェリー乗り場
あまりに暑いので、ホテルに戻ってしばし休憩。夜の観光は「男人街」「女人街」なるマーケットに決定。
↑ 休憩を終えて外に出ると、日が暮れてネオンの街になっていた。
まずは「男人街」へ。
↑ 男人街
アクセサリー、Tシャツ、バッグ、おもちゃ、そしてブランド品のコピーをひっそり売る店などでごちゃごちゃ。「(ブランド品の)コピーあるよー」と日本語で声かけしている売人を何人か見た。ターゲットは日本人なのか?
ブラブラ見て歩いて、僕が「お、これほしい!」となったのは、サッカーグッズの屋台。「マンチェスターユナイテッドのキーホルダー」とか「チェルシーのピンバッチ」とかでぎっしりの店が数件あった。すべてコピー商品だけど・・・。
で、買ってしまったのが下の「チャンピオンズリーグに出場した全チームのピンバッチ」。ピンバッチ32個でなんと約600円。長い期間店に飾られていたのか、ちょっと色あせている。チーム名が中国語の漢字表記で、公式のエンブレムと見比べると細かいところが少しずつ違っていてなんかおもしろい。
↑ 買ってしまったピンバッチ32個
他にもPSPやニンテンドウ64に似せたゲーム機とか、半永久的にチカチカ光るキーホルダー?の店など、見ていて楽しめる商品がたくさんあっておもしろいマーケットだった。
一通り見終えて、「るるぶ」に載っている香港スイーツの店で休憩。
↑ またマンゴー
選んだのは「薬草ゼリー入りフルーツ」。マンゴー、スイカ、キウイなどが入っていてボリュームたっぷり。400円ぐらい。注目の薬草ゼリーは特に風味がなくて、食べやすかった。ボリュームありすぎて友人に手伝ってもらった。
つづいて「女人街」へ。
↑ 女人街
写真の通り、「男人街」とほとんど変わらん。ただ、女人街にはサッカーグッズショップは無く、Tシャツやアクセサリーの屋台が中心だった気がする。ここもいろんな屋台を見ながらプラプラ歩いた。
時刻は夜10時。「そろそろホテルに戻るか。」でも夕食が5時と早かったから「ちょっと腹減った~。なんか食べたい。」すると、「味千ラーメン」を発見!「香港の味千ラーメン食べてみるか!」と思ったけど・・・
↑ うなぎらーめん、とんかつラーメン・・・
怪しげなメニューにびびり、だいたいラーメン1杯は多いのでパス。結局、ホテル近くのマクドにたどり着いた。フィレオフィッシュを食べると日本と同じ味で、一安心のようなちょっとおもしろくないような。ただ、友人が食べた「香」の字が入ったハンバーガーは、やはり独特のにおいがして「苦手な人多いだろうな」な味だったらしい。
そしてホテルに戻ってこの日も終了。翌日はマカオへ行き、世界遺産観光した後、カジノに挑戦しようぜ!と計画していた。
つづくーーー。
「香港とマカオ5日間の旅」
1日目 中華そばと香港スイーツとシンフォニー・オブ・ライツ
2日目 飲茶とトラムと餃子と男人街・女人街
3日目 マカオ世界遺産めぐりとカジノ挑戦
4日目前半 飲茶と香港歴史博物館
4日目後半 北京ダックとヴィクトリアピーク
5日目 トラムとフェリーで最後の観光、そして帰国
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