高松のスポンジ DON

高松で社会人3年目を送る人の日記
主にサンガ観戦記、競馬予想、旅行記を書いてます
スポンジのように何でも吸収したい!

ドイツに一人旅!!8日目 ~ウルム、シュトゥットガルト~

2008年04月25日 20時47分02秒 | ドイツに一人旅! 08春

2008年3月4日 ミュンヘン→ウルム→シュトゥットガルト

 前日の夜ハンブルクを出発した夜行列車は朝7時半頃ミュンヘンに到着した。8時間半も電車に乗っていた。夜行列車の寝心地は・・・良くない!途中3回ぐらい起きた。眠りも浅く、ずっとうたた寝してるような感じ。でも、時間とお金を節約してミュンヘンまでやってこれたのだから文句は言うまい、駅のホームの端っこで目にコンタクトをはめて、この日も始まった。今日もとても寒い。天候はくもり。なぜか晴れない。なんでだ。


↑夜行列車が発着したホーム

 ミュンヘン駅もとにかくでかい!まずは朝食。駅構内にはたくさんパン屋があって朝食には困らない。コーヒーを注文したら、マクドのドリンクのLサイズぐらいたっぷり入って出てきてびっくり。朝からこんなにいらないよ。結局全部飲んだけど。そしてこれだけ飲むと、すぐにトイレに行きたくなる。ミュンヘン中央駅のトイレは高かった。0.8€。100円超え。高すぎー!

 そろそろ現金が少なくなってきたので、まずはトラベラーズチェックを現金に両替しよう。ミュンヘン駅近くのCitibankへ。ここはトラベラーズチェックの両替手数料が無料なのだ。

 時刻はまだ8時半。予想通りまだ開いていなかった。銀行は9時から。荷物も重いので、その場で座ってぼーっと30分を過ごした。銀行の前に座り込む外国人はあやしいかもしれない。

 この日最初の客になって、無事両替。来週、もう一度サッカーを見るためにミュンヘンを訪れる予定なのでミュンヘン観光は後回し。ホテルの予約してあるシュトゥットガルトに行くことにした。また会おうミュンヘン!9時40分ミュンヘン発の電車に乗り込んだ。

 ミュンヘンとシュトゥットガルトの間にウルムという町がある。ここは世界一高い大聖堂があって、街並みもきれいらしい。これは寄り道するしかない!

 11時頃にウルムに到着。とりあえず荷物をコインロッカーに預けた。駅からは歩行者天国の通りが伸びていて、とてもにぎやか。そして、その通りを抜けると目の前には大きな大きな大聖堂!



 大聖堂の前は広場になっている。


 ウルムには漁師の一角という、中世の建物が立ち並ぶ地区があるらしい。行ってみよう。

 早速見つけたのは、シーフェス・ハウス。写真の通り、ずいぶん傾いた家。意図的に傾けたのではもちろんないと思うけど、この傾きを「売り」にして中はホテルになっているらしい。今やウルムの観光スポットの一つになっているようで、まさにけがの功名?



 横から見るとすごい傾き。崩れそう。



 このあたりはドナウ川から分かれ出た小川の近くで、街並みがとてもきれい。小川にかかる橋を見る景色もすばらしい。



 少し歩いて、ドナウ川の川辺にたどり着いた。ドナウ川に沿ってずーっと城壁が続いている。城壁の上に上れるようになっているようなので、その上を歩いてみる。



 城壁もかなり古い。おそらく中世のものがそのまま残っているんだろう。そんな貴重な城壁をズカズカ歩けるのだからすごい。今は市民の散歩のコースになっているよう。

 川辺の家々もとても古い木組みの家。屋根が一つ一つの家で違っていて、見ているだけでおもしろい。



 下はドナウ川の対岸からの景色。大聖堂と古い木組みの家々をあわせて見ることができてすばらしい。もっと晴れていたらいい写真が撮れていただろうに。



 あのアインシュタインはここウルムの出身らしい。へぇ~。偉大な物理学者がこの町で生まれたことを示すモニュメントが近くにある、ということなので行ってみることにする。

 ちょっと歩くとウルムの住宅街に入った。古い木組みの家と比較的新しそうな同じく木組みの家が混ざり合ってたくさん並んでいる。地面はどこも石畳で、アスファルトで覆われている部分は車の交通量が多いところだけ。この石畳が町を落ち着いたいい雰囲気にするんだと思う。



 普通の住宅街の一角にアインシュタインのモニュメント発見!アインシュタインといったらあの舌を出してる写真を思い出すけど、モニュメントもやはり舌を出していた。でもこのモニュメントちょっと恐いんだけど・・・。



 時刻は12時半過ぎ。大聖堂近くのパン屋で昼食をとることにした。このパン屋は安かった。カプチーノ、ソーセージパン、ソーセージパイ、チョコレートパンで4€。安い!味もいい。パンはできたて。チョコパンちょっと甘すぎ。



 そろそろウルムを出て、シュトゥットガルトに行こう。2時ちょっと前の電車に乗ってシュトゥットガルトへ向かった。下はウルム駅を通り過ぎていった、おそらく牽引車。



 3時ごろ、シュトゥットガルトに到着。天気は・・・雨。。。毎日雨ばっかりだなーーー。ここから運の悪いことがまた連鎖する。

 まず、近郊電車Sバーンに乗ってホテルの近くまで行こうと思ったら反対方向に乗ってしまった。どんくさい・・・。しばらく反対方向であることに気づかず。知らない町だからなあ。

 反対方向に乗り換えて、なんとかホテルへ。ここでもトラブル。チェックインしようとしたら、フロントの人が英語でなんかいろいろ話してくる。なんとか理解できた。どうも僕が泊まる予定の部屋に昨夜泊まった人が、チェックアウトせず鍵を持ったまま出かけてしまったらしい。やっかいだなー。その人が帰ってきたらすぐに鍵を渡すとのこと。

 とりあえず、鍵がないのでフロントに人に部屋を開けてもらって、荷物を置いて中央駅付近を観光することにした。

 シュトゥットガルトに来た理由は、ここを拠点にテュービンゲンとハイデルブルクの2つの町を訪ねるため。でももう4時過ぎなので、今日はシュトゥットガルトで過ごすことにした。

 シュトゥットガルトの観光スポットは・・・特に何もない笑。ベンツミュージアムぐらい。中央駅にベンツのマークが飾られているように、ベンツと関連深い町であるらしい。ベンツミュージアムは明日行くことにして、シュトゥットガルトの街を歩いてみることに。雨だけど。


↑シュトゥットガルト中央駅。右上の方でベンツのマークがくるくる回転。

 下の写真は、繁華街のど真ん中にある神殿広場。シュトゥットガルト市民の憩いの場になっているとのことだが、雨なので人もまばら。



 途中で困った。またトイレに行きたくなった。寒いとトイレが近くなる。デパートにならあるだろう、とトイレ目的でKAUF HOFというデパート入ってみる。すると・・・トイレあったけど入り口の前にしっかりおばさんがスタンバイしていて、チップとられた・・・。小便ぐらい無料でさせてくれよー。

 「歩き方」によると、Idenというベジタリアンのセルフレストランがあるらしい。最近野菜食べてないなあ・・・旅行に行くと野菜を食べず、肉や脂っこいものを食べてばっかりになるから、だんだん体にいいものを食べたくなる。というわけで、今日はヘルシーな晩飯を食べることに決定!セルフレストランだしそんなに高くないだろう。

 Idenの料金設定は、どの料理も100g、1.79€(約288円)。・・・高いのか安いのかわからん。でも大学の生協のサラダは1g1円だからやっぱりちょっと高い気もする・・・。

 適当にいろいろとってみる。レタスやトマト、イモと卵をいためた料理や、豆料理・・・。久しぶりに栄養のたっぷりの夕食だなー。少しずつたくさんの料理を食べられるのがうれしい。

 結局料金は10€。ちょっと重たいイモ料理を取りすぎた笑。レタスは軽いからもっと取っとけばよかった。果汁のジュース2.5€も合わせて注文。なかなか豪華な夕食だな。



 どの料理もほんとにおいしい。久しぶりに食べるサラダもおいしく感じられる。しばらく夕食らしい夕食を食べていなかったので、なおさらだろう。また明日もここで夕食食べよう、と決めたのであった。

 レストランを出ると、もう日も暮れていた。ホテルに戻ってこの日も終了。ちゃんと部屋の鍵も受け取ることができた。無事ハンブルクからの大移動を終えることができてよかった。次の日からはシュトゥットガルトから日帰りで行ける町をいろいろ訪ねてみる計画を立てていた。


~この日使ったお金(1€=160円)~
ミュンヘン中央駅構内のパン屋で朝食 3.5€
ミュンヘン中央駅のトイレ 0.8€
荷物を預けたウルムのロッカー 4€
ウルムのパン屋での昼食 4.1€
シュトゥットガルトのデパートのトイレ 0.5€
Idenでの夕食 12.5€
計25.4€


つづくーーーーー。