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並ぶ分詞構文【第440回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

トルコの市役所に羊、子羊、山羊がやってきました。
今日は、「並ぶ分詞構文」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 並ぶ分詞構文

▷今日の例文

 例▷ City hall in this Turkish town was overtaken by a band of sheep, goat, and three lambs on December 14, disrupting the building and chasing city workers.

 訳例▷ 12月14日、トルコの町の市役所に羊、山羊、三匹の子羊の一団が突然やってきた。ビルを混乱させ、市役所職員を追いかけた。



▷解説

 「今日の例文」の後半部分「disrupting the building and chasing city workers」のように、メインの文の後につけた「〜ing」という現在分詞で始まる句を「分詞構文」と呼びます。

 分詞構文は、メインの部分に説明を加える役割を持っていますが、どのように訳すのがいいかは、文脈で判断するしかありません。

 一般的に分詞構文は、
 ・結果や続き(〜、そして〜)
 ・時(〜する時)
 ・同時進行(〜しながら)
 ・理由(〜なので)
 ・条件(〜ならば)
 ・譲歩(〜だけれども)
 といった意味があります。

 「今日の例文」では、「disrupting the building」と「chasing city workers」という2つの分詞構文が並べられています。
 いずれも「結果や続き」と解釈できます。
 
 なお、「〜ing」という現在分詞の意味上の主語は、メインの文の主語と同じでなければなりません。
 しかし「今日の例文」の場合は、前半が受動態となり、この規則が守られていません。
 
▷その他の単語

 city hall: 市役所
 overtake: 〜にやって来る
 a band of: ~の一群、~の集団
 sheep: 羊 
 goat: 山羊
 lamb: 子羊
 disrupt: 〜を混乱[中断]させる,
 chase: 追いかける、追う
 city worker: 市役所職員
   
▷今日の例文は「Now This」から
 タイトル:Wild Animals Storm City Hall in Turkey


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