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形式主語の「It」【第950回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ネコのErnestは、市長のように他の動物たちに愛情を注いでいます。
「形式主語の「It」」について、「The Dodo」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 形式主語の「It」
 
▷今日の例文

 英文▷ It's just really amazing that he does it to all the animals. Pigs, sheep, donkeys.... (It) doesn't matter. He does it to everybody.
  ※今日はわかりやすく補足しました。

 訳例▷ 彼が、全ての動物にそれ(愛情を注ぐこと)をするのは、まったくもって本当に素晴らしいことです。ブタだろうが、ヒツジだろうが、ロバだろうが、関係ありません。みんなにそうするのです。

▷実際のニュース映像はThe Dodo

▷解説

 主語が長い場合などに、形式主語の「It」を最初に出して、あとでその中身を示す表現方法があります。
 
 例1▶ It is important to eat a lot of fresh vegetables.
                (たくさんの新鮮な野菜を食べるのは大事です)

 例2▶ It is clear that he will pass the exam.
                (その試験に彼が合格するのは間違いありません)

 などのように、「It 〜 to不定詞」「It 〜 that節」という形がよく見受けられます。

 この他にも形式主語「It」は、「what節」や「動名詞句」を指すことができます。

 例3▶ It is unclear what exactly caused the incident.
                (いったい何がこの事件を引き起こしたのかは、はっきりしていません。)
 
 例4▶ It is no use crying over spilt milk.
               (こぼれたミルクに関して悲しむことはなんの役にも立たない。=覆水盆に返らず。)
 
 「今日の例文」の最初の「It」は、あとに出てくる「that」以下の部分を指しています。上の例2の使い方です。
 
▷その他の単語

 It's just really amazing: 本当に素晴らしい!
 pig: ブタ
 sheep: ヒツジ
 donkey: ロバ
 It doesn't matter: 関係ありません。どうでもいいよ。気にしないでください。構いません。

▷今日の例文は「The Dodo」から
Cat Is Ridiculously Affectionate To Every Animal He Meets



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