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with分詞構文(付帯状況の「with」)【第987回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

Let's get started with day 28 for the month of June.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

奇抜な体勢でバスケットボールをやっています。
「with分詞構文(付帯状況の「with」)」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 with分詞構文(付帯状況の「with」)

▷今日の例文

 英文▷  This guy showcased his talent via a trickshot. He balanced himself on top of four basketballs, with two of them under his feet and two under his hands.

 訳例▷ この男性はトリックショットをやうることで自分の才能を披露しました。彼は4個のバスケットボールの上でバランスをとっています。2個が足の下にあり、2個が手の下にあります。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「with+A(人・物)+現在分詞・過去分詞・形容詞・前置詞句(いずれか)」の形の分詞構文があります。
 これを「with分詞構文」と私は呼んでいます。
 文法書では、「withを使った付帯状況表現」と呼ばれることもあります。
 意味は「Aが〜しながら」「Aが〜して」「Aが〜する時」「そしてAが〜した」など普通の分詞構文とほぼ同じように解釈することができます。

 「今日の例文」では「with two of them under his feet and two under his hands」がこの「with分詞構文」です。

 ここでは、2つの「with分詞構文」が「and」でつながった形になっています。
 省略された部分を元に戻すと、以下のようになります。

 with two of them under his feet
 and
 (with) two (of them) under his hands

 「with+A(人・物)+現在分詞・過去分詞・形容詞・前置詞句(いずれか)」の形にあてはめてみると、「two of them」と「two」がAで、「under his feet」と「under his hands」が前置詞句になっています。

 またこの「with分詞構文」を普通の文章に書き換えると、以下のようになります。

 Two of them were under his feet and two (of them) were under his hands.
 
 これを「with分詞構文」にする際、動詞の「were」が「being」となり、さらに「being」が省略されています。

 ちなみに「being」のことを考慮しなければならないのは「with+A(人・物)+過去分詞・形容詞・前置詞句」の場合です。

▷その他の単語

 showcase: 〜を披露する
 talent: 才能
 via; 〜によって
 trickshot: トリックショット ※「trick shot」または「trick-shot」とも書く。
 balance: バランスをとる

▷今日の例文は「The Sun」から
Awesome Basketball Trickshot

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