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“カモメ”群翔|UFOが何万もの大群で出現!?...にもなりがち x x x

2023年04月15日 | 野鳥・鳥類
高空で遠いので 超望遠でも種類は判別できないが... カモメの類の群れ。
渡り鳥が移動する季節には 時々見られる、 馴染みある情景。



瞬時に正確には数え切れない群れは、 手早い概算の数え方を知らないと、 現実とは違いすぎる規模に肥大させた印象で見られがち。
『何万もの大群が!』と騒がれるのが、 現実は 500とか 200程度...どころか 50以下だったりですら 定番パターン x x x

こういう V字の編隊なら、 広く知られている“いかにも”なので、 個々の形状は見えていなくても 鳥をイメージし易いだろう。
その反面、 “いかにも”な象徴的イメージは、 全てを それ『だけ』に画一化した空想が『知識』として信じられていがち。
現実は そんなに単純なはずもなく、 規則性がある隊列にはならずに 雑然と飛び回っている時もある、のだが・・・
明瞭な隊列になっていないと 『鳥の群れとは特徴が全く違う』として『鳥ではない証拠』と思われたりもする...らしい x x x

順光側の高空を飛ぶ白い鳥は、 翼の下面が広く見えているところに光が当たるタイミングだけ 特に明るく見える。
これは 当然、 はばたきの動きで 規則的っぽくても不規則に変化する。
鳥と解っていれば 何でもないこと、というより、 むしろ“いかにも”鳥らしさが解り易く表れている要素、なのだが・・・
先に“人工物”的な飛行物体と思い込んでいると、 不可解に『回転』とか『合図』しているように見えたりもする...らしい x x x

旋回したりして、 正面や真後ろの 見える物が薄い角度や、 灰色の背中側が向くと、 背景の空に埋もれて 見え難くなる。
見えているものが 角度次第で 急に目立たなくなるのは、 自然物でも人工物でも 普段から日常に多々あること、なのだが・・・
これも また、 なぜか 『突然消え去った』とか『瞬間移動』みたいな話に飛躍したり x x x

そんなあれこれが複合して 錯覚と空想を積み重ねた高揚で 『UFO映像』になったりも x x x

“未確認○○”とは、 実際の素性を「確認」しないでいれば 何でも ずっと『未確認』としていられるので...
説明がつかない不可解な設定を積み重ねた空想を膨らませて 不思議な世界に思いを馳せるのはご自由だろうが・・・
リアルな見識でも、 超常的な“何か”の実在を期待するのでも、 どこにでもある平凡な状況の事実を知るのが賢明なのは同じはず。

更に一段と蛇足ながら...
写真や動画では、 「点」のように小さすぎるでもなくて 「鳥」とも違う、 輪郭が鮮鋭な“人工物”の形に写ることもある。
真円、ラグビーボール風、リング、多角形(三角形, 四角形, 五角形, ...)とかの、 機械的に精密な円弧や直線で構成された形。
もちろん 作為的なことは一切なくて、 写そうとする時点のモニター(ファインダー)で その形が見えていたりする ライブ感も。
これを、 カメラの基礎知識がないと 『不思議な形の飛行物体を鮮明に写した』と信じがち...らしい、が・・・
そういうのが “謎めいた映像を見せるテレビ番組”なんかでも 『謎の飛行物体』みたいに表されて出てきたりもする、が・・・
カメラの基礎知識があれば、 輪郭が鮮鋭でも 被写体の形が写っているのではない 単なる「ピンボケ」なのは 一目瞭然に判ること。
「写界では小さな物のピンボケ像」という点では、 オカルト的な解釈なら『オーブ』と称されるものと同じ、でもあり x x x
“テレビ番組”の点では、 映像を扱うテレビ局で 誰もカメラの基礎知識もない・・・のでは 不自然すぎる話。
ピンボケ、ゴースト(幽霊さん...ではない)、ブレ、・・・原理も広く知られた“古典芸能”的な定番が 現代にも頻出するが...
そこは、 本当には事情を知らないはずがなくても、 明らかに違う設定のお噺でも 伝聞や疑問形で使うのが『SHOW』での趣向 x x x


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