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アレ草!テレビの音量を13にしてっ!
アレ草!!かっこいいJAZZ音楽流してっ!
アレ草!5分後にアラーム!!
そんな日々を送っている昨今ですが、いきなりMD&CDラジカセをメルカリで買ってしまいました。
RX-MDX50!!!
しかも同じ機種、色違いで2台・・・!
まずはデザインで決めて、口コミ高評価を見て最終決定。
しかもメルカリで2台=Amazon中古市場1台分のお値段で入手。
まだまだ捨てずにとっているたくさんのMDとCD。
これらを物理的に聴くことは、やっぱりいいな。
胸がじ~んと来る。
意味不明に胸が熱くなる。
うっすら涙すら出てきます。
きっと”思い出補正”が大きいと思うけど、ネット経由で聴いたり、圧縮されたデジタル音声をスマホで聴いたり、もはや音楽で聞くっていうより、YouTubeで聴いたりしている昨今。
しかも、MDって録音物が多い上に、人からもらった音声、
かつてのピアノの先生が弾いた、連弾の曲の片方のパートの音源、
音楽サークルでのコンサートの音源、
自分で弾いた訳のわからん電子ピアノの音源、
とあるライブでこっそり録音した音源、
友達からもらったいろんな曲が入ったプレイリスト的アルバム、
今はもう放送してない深夜の地方FMで流れていた希少なBGM・・・。
そんなこんなで、CDやAmazonMusic、YouTubeでも聞けないようなアナログ的な音源がたくさんあるのだ。
いつだったかも書いたけど、”録音物”ってのは、まさに思い出そのもので、どこにも売ってないのであります。
中には売ってるモノもあるかもしれないけど、曲名がわからず探せない音源が多めです。
個人的にはCDからダビングしたものは数が少なめとなっています。
とにかくこれらの録音物は私にとって宝物なので、きっと死ぬまで捨てることはないでしょう。
いえ、おそらくはいつ捨てるのかわからないままポックリいって、”遺品”になるに違いない!!!
対して、”MDラジカセ”なる物体は絶滅の危機にある。
いろいろな記事を漁って読んでみると、意外に、CDやレコードやカセット文化は生き残るが、MDだけはブラックホールに飲み込まれつつあり、もはや存在自体、忘れ去られようとしているらしいです。
レコードは生き残り、MDは亜空間へ・・・!
まさに歴史の狭間とともに成長してしまった世代の悲しい運命といえましょう。
さて、今回購入したのはPanaのカラフルなコレ。
メルカリで3千円台~4千円台で、いい状態のものが2台買えました。
あの部屋と、あの部屋に置こう!と決めて、置きましたが、持ち運びできる大きさなので、基本どこでも電源があれば再生できる。
存在感が重くなく、ライトで、日本家屋にも馴染みやすい、そして口コミにもあったけど、意外に音もいい。低音が鳴りやすい機種みたいで、音がしっかりしている。余計な機能があまりなくて、操作感もかなりライト。
一ついうことがあるとすれば、イヤホンで聞くことはお勧めできません。空気を通して、できる限りの大き目の音で部屋で聴くと、めっちゃいいです。これ。
本当はメイド・イン・ジャパンを探したかったけど、そうすると時代がもっと下がって、MDが存在しないものがほとんどだったので、あきらめました。
MDとCDとラジオが楽しめれば御の字!ってことで!・・・ていうか、外部入力端子あるので、スマホやPCの音もMDに録音できました。
スマホの音をMDにできるということは、YouTubeだろうがなんだろうが、時代を逆行する形で物理化できるということ・・・。
音という音は、PCでも録音できるし、その方がデジタル化し易いけど、なんだかちょっと乙な体験でしたw
そして、このPanaは、”マレーシア産”ってことで、なんとなく「C」で始まる名前じゃなかったから決めたってのも大きいw
いえ・・・特に深い意味はないんですが・・・。
「C」で始まるお国のは、近いうちに壊れそうな気がして避けましたw
だってPanaのコレ、2000年ミレニアムから発売していたものですよ。
ミレニアムですよ。
うん、古いw
父の若かりし時代からあったらしい、昔の、サンスイ製の立派なオーディオで、スピーカーのやたらでっかいのがあったらしいんだけど、ほとんど触ったことがなかったあの頃。可動品かどうかも不明で、”台”としてしか機能してない風情のでっかいオーディオだったけど、あれがまさか音楽を聴くものであったと知ったのは、ずっと後だった・・・。
いつだったか、リフォームした時に捨てたとかで。確か。たぶん・・・。
それがたまに今でも、夢に出てくるくらいの存在を放っていたから、きっと赤ちゃんの頃から目にはしていて、でも気にしたこともない、でも、あれ、なんだろう?みたいな不思議で巨大な存在感を醸し出していたんだよね。
なんか、古き良きオーディオの風情が、脳の中心に焼き付いているんだよね。
別の部屋には、母が一時的にカラオケの練習をするためにカセットに有線放送を録音していた時代があったらしく、いわゆる父のデッカイのと比べたら小さいけど、それでもなんか大きい気がしていたCD&カセットコンポが、半分壊れていたのか不明だけど置物になっていた時代もあり、部屋の模様替えか何かをきっかけにそれも捨てられ、今はない・・・。
私自身がお年玉を弟と出し合った貴重なONKYOのCDMDミニコンポだけが現存している。
捨てておらず存在はしていて、CDもMDも聞ける状態のはずだけど、いかんせん据え置きってのは、
持ち出しや移動が大変。非常~にめんどうくさい!
でもなんとなく家具として存在感があり、そのままオブジェとして置たまま捨てていない状態。
リフォームでもしない限り、なかなか捨てない家系なのか!
売る気配もなく、むしろりっぱにアンプとかあるんだし、懐古趣味炸裂して、レコードプレーヤー買って、中古レコード市場に目覚めて、貴重な、特に古き良き時代の50~60年代のアメリカJAZZのレコードを買っちゃってもいいかなぁと思っているくらい。そしたら引き取るよ。
60年代の古いアメリカのレコードを聴いてのんびり過ごす休日・・・。
いいなぁ。それ。。。ってくらいなものなんで、捨てさせません!いつかきっと花咲く日が来ると信じてる。(今は眠ってるけど)
ってことで、メルカリってしまったというお話でした。
それにしても、ラジカセタイプを2台も買ってしまうとはね。
メルカリではもう、状態のいいもので安く出品されてる在庫はけっこう少ないんじゃないかな。Amazon中古市場は2倍、楽天とかその他では5倍もするような値段がついてるので、けっこう人気なのかも!?
そして、ラジカセって、読んで字のごとく、ラジオが聞けるのもいいんだよね。
今も聞いていますが、FMは電波で受け取ってもマジで音がいい。
クルマ乗ってるとラジオってとても身近なので違和感ないけど、クルマ乗らない人は、おそらくラジオを聞くっていう行為の発想すらないと思われます。
ラジオはたしかに、家で据え置き的に置いて聞くことは少ないけど、今時の”アレ草”でも、ネットラジオは聞けるから、ラジオっていう言葉とは裏腹に、ラジオ文化はしっかりカタチを変えて生きている気がするな。
そして息が長い・・・。
ラジオって、きっと、人類とともにずっと生き続けるんじゃないか?
ラジオ、レコード、ってのはなにせ息が長い気がするな。今でも、レコード出します!っていうアーティストがいるくらいだし。
MDだけ異質な亜空間に飲み込まれちゃって、しかもミレニアム前後から2010年直前あたりの10年弱(?)くらい、日本で一世風靡していたような印象があり、その時すでに、ちっちゃいメモリ型プレーヤー派かiPod派が生まれていたから、国によっては、存在すら飛んじゃってる可能性が高い・・・。
ミレニアム前後生まれで現在大学生くらいだと、親や兄弟が持っているから接することができたから知ってるけど、個人利用で使ったことはないっていう世代が社会人になっているわけで、ますます謎の存在になっている。
最近の中学生、高校生になると、YouTubeでいろいろ見たり聞いたりする人が多くて、もはや音楽の物理メディアを所有する、メディアを”再生”するっていう文化もすっ飛ばされ、音楽が空気みたいな、または、映像付きのものっていう認識かもしれません。
MDだけ亜空間に飲み込まれてしまった。
それでもメルカリでMDラジカセ買うっていうくらい、オンリーワンMDがたくさんある人にとっては救世主なのだよ。
MDって”録音物”なんだよ。
MD自体には何も入ってないからね。
しかも個人的には、なぜか、空のまっさらのMDも数枚残っている・・・w
さっきもFM録音して感動していました。懐古趣味、ここに極まれり!!!
MDは、何かを、”そこ”へ、”録音”ができる。
FMとか音がいいから、気軽にMDに録音出来ちゃって、そこでもう”オンリーワン音源”の完成なんだよね。いまだにSONYのメイドインジャパンのMDウォークマンも温存しているから、すぐ聞けるし。
今はYouTube全盛期だけど、そのうち、YouTubeですら古くなる時が来る。
MDは亜空間にいっちゃったけど、YouTubeは、サーバー自体がなくなれば、存在自体を追うことができなくなる。非常に危うい存在だね。
きっといつかどこかで、復刻tube、みたいなサイトを立ち上げてあの頃のYouTubeを楽しもう!的なアーカイブサイトができるかもしれないけど、誰かがupしないと成り立たないから、どこまで再現できるかわからないね。
映像はともかく、音や音楽ってのは、物理メディアの力がかなり長い間強いんじゃないかとみているので、その物理メディアを再生させる機械が完全にゼロになることはないでしょう。
たとえ普段はアレ草ってても、スマホってても、CDとMDラジカセがある安心感は、音楽が好きな人にとっては救世主です。
すべてがアレ草れるわけじゃないし、YouTubeにも限界がある。
レンタル市場も風前の灯火だけど、レンタル落ちの物理メディアはおそらくネット通販でもあふれるくらい在庫があるだろうから、物体の強さを、これからも長い間見せつけてくれることでしょう。
映像の世界でいうところのDVDの不動の地位みたいに、音楽の物理メディアも、しぶとく生き残る地位に居続けることでしょう。
個人的には映像より音楽で、さらに文章に触れながら音楽聴いたり、乗り物に乗りながらだったり、クルマで聴くことが多めなのでそれだからこそ成り立っている趣味かもしれませんね。
今の子供たちはきっと、音楽に「あえて」触れることより、「映像ありき」のYouTubeで育っているから、感覚が全然違うかもしれません。
ってことで、物理で聞く音楽はまだまだ生きる!むしろ楽しい!っていうお話でした。
さぁ、中古市場でいいものを安く手に入れて、物理メディアで音楽をしっかり楽しもうではありませんか~!!!
★追記★
CD整理していたら、このアルバムが出て、久しぶりに聴きました。
若かりし頃リピってたアルバムは捨ててなかったのですが・・・意味不明にとにかく今でも色褪せることなく感動した逸品です。
▼Day Has Come(Cheyenne Kimball)
https://www.amazon.co.jp//dp/B003O5MNLC/
アブリルラヴィンとかに代表されるようなガールズロックが当時好きで、ギターをかっこよく弾き歌うロック系の欧米女子にはまってました。
キンバル氏のこのアルバムは、試し聴きシステムがあったツタヤで買った記憶あり。その”試し聴き”で、1曲目からドカンと魂に響いた思い出があります。
ジャケットもカッコイイ。時を経て、部屋に飾っていますw
今聴いてても、1曲目から大きめの音で聞くと、ドッカ~ンと魂に響くなぁ。
とてもよいアルバムだと思う。
有名か無名かより、聴いて、自分がどう感じるか?
クルか?コナイか?
さぁ試してみよう!!!
アメリカか、カナダかはわからないけど、そのあたりで、次々とギターロック女子バンドが出てきてた時代に出てきたと思うけど、今はどこで何をしているかわかりません・・・。
キュートでかっこいい、魂のこもった歌声のアメリカン女子ロック音楽を
存分に堪能できるこのアルバムを、ぜひ物理で、イヤホンじゃなくて空気を介して聴いてほしいと思います☆
洋楽にはまっている今の学生さん世代にもおすすめできます!
英語があまりしっかりとわからないからこそ、今でも聴けるのかもしれないけど、英語の歌声も音声の一部として聴けば、大人でも聴ける、外に飛び出したくなるような元気の出るサウンドだと思います。
海沿いドライブしながらでも聴きたい一品です!!!
注意:試しにAmazonMusicでスマホで聴いてみましたが、あまりズシンときませんでした。。。やっぱり、CDでちゃんとした再生機器が醸し出した音で聴くことがよかったのかもしれません。