ただいま、開催中のアートイベント「あいちトリエンナーレのレポートを各会場別でお届けします。今回2回目となる「あいちトリエンナーレ2013」は、現代美術と舞台芸術のふたつのアートが楽しめますが、今回は現代美術を中心にお届けします。
今回は、メイン会場ともいえる愛知美術館を。先ずは、栄地下街を通り、地下2階に。ヤノベケンジの代表作「サンチャイルド」がお出迎え、この作品は、今回のテーマである「揺れる大地-わらわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」にふさわしい作品です。
東日本大震災後に完成した作品で、防御服のヘルメットを脱いだ6メートルの少年像で、希望のモニュメントして世界を巡回しています。
8階から10階の会場には、国内外を代表する現代美術のアーティストの作品が、所狭しと展示され、そのほとんどが、撮影自由で作品に触れることができる体験的アートスぺースとなっています。
また、10階にあるヤノベケンジの参加型アートイベントの「太陽の結婚式」は、10月13日まで実際に挙式が行われています。アートの中で愛を誓うカップルと遭遇するかもしれません。
チケットは、会期中は有効ですので、愛知県美術館をゆっくりと観覧するのも一案かと思います。また、キッズトリエンナーレや親子で楽しめるアートも盛りだくさんです。敷居が高い、意味不明など、固定概念を捨てて先ずはアートを楽しんでみてください。アートを通じて新しい発見があるかもしれません。
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