僕は、メインで写真の二つの味が楽しめて2,625円のミニ会席・華がおすすめです。
名古屋伏見、御園座に程近い老舗の蕎麦処・圓珠には、この店でしか味わうことが出来ない名物があります。
蕎麦に合うメニューのひとつ、天ぷら。とりわけ海老天は、欠かせない天ぷらです。その海老天に目にも鮮やかな絹目模様の衣装をまとったのが絹衣のてんぷらです。
縦に割るように衣を切り、先ずは衣を味わうとサクサクとした食感に、程よい味が加わった独特な風合いがあります。
もうひとつの名物が昼夜蕎麦。江戸時代の職人が技を競ったといわれる合わせ蕎麦で、外皮を加えた黒いそばと外皮を除いた白い蕎麦が表裏一体となった蕎麦で、田舎蕎麦の無骨さと更科蕎麦の滑らかさを同時に味わうことができる蕎麦です。喉こしを重視した今の蕎麦とは一線を画す個性的な蕎麦ですので好みをあるかと思います。
どちらも見た目の美しさと食感を楽しむ独特な蕎麦の世界。ぜひ一度試してみてください。