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映画 スプリット

M.ナイト・シャマラン監督、ジェームズ・マカヴォイ主演の「スプリット」を観賞

シャマラン監督と言えば、ブルース・ウイルス主演のシックスセンスを思い浮かべる人も多いと思います。僕もその一人ですが、見えない世界をテーマにおいたミステリー作品を次々と生み出してきましたが、ひとつとして同じ主題がなく、どれもが、じわりじわりと恐怖を増長して観る人をシャマランワールドの虜にしていきます。

今回の作品も、そうした魅力が満点の作品でした。しかも見えない世界が一人の男による見えてしまう、23の人格を持つ男と誘拐監禁された三人の女子高生の対決というスリラーらしい楽しめる内容です。

23の人格を持つ男ケビンを演じるのは、X-MENシリーズでおなじみのジェームス・マカヴォイ。素の姿で巧みに人格を変幻自在に演じています。また、三人の女子高生の中心的存在であり、もう一方の主人公ともいえるがケイシーを演じたアニヤ・テイラー=ジョイ。その美しさと共に、次世代の大物と言われるだけあって、ケビンとケイシーの対決はそれぞれの過去が投影されるような見事な心理戦が展開され、衝撃的なラストへと突き進んでいきます。

そして、最後の明かされる舞台となった場所に登場する一人の男。エンディングで退席した人は、次への予兆を知ることが出来ません。僕の映画評は、基本ネタバレなしですので、あなた自身で確認してください。きっとこの作品への評価と期待が上昇すると思います。


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