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北斎の百物語

生誕250年。今、北斎が熱いです。日本で熱いのもいささか疑問ですが、江戸の絵画は、なぜか評価が逆輸入されてきます。

外国人コレクターや研究家が多いのも、その理由ですが、今回、長野県松本市の日本浮世絵博物館が所蔵する「百物語」が、北斎自身の作と確認されました。

オランダ・ライデン国立民族学博物館のマティ・フォーラー研究員を招き、内外の専門家により確認されたそうです。

百物語は北斎が描いた「幽霊画」ですが、全5点を所蔵するのは当館だけだそうです。この5点は、北斎漫画に通じるユニークな作品で、夏の風物詩として涼を誘う幽霊とは異なり微笑ましい作品です。

当時の浮世絵版画の卓越した技術が伺えるそうで、今月31日まで公開中で、ぜひ足を運んで観て見たいと思ってます。

先日、海の向こうでは、ムンクの叫び(パステル作品)が96億1200万円の史上最高額で落札され話題となりましたが、日本の北斎ブームも、今回の話題で最高点に達しそうな気がしてきます。


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