イギリスのロックバンド、オアシスの軌跡を追ったドキュメンタリー「オアシス:スーパーソニック」を観賞
イギリスロックバンド史上において、ビートルズ、ローリングストーンズに続くバンドは、オアシスだと誰もが認めると思う。そして、ノエル&リアムのギャラガー兄弟ほどロック史の中で強烈な個性を持った兄弟はいないと思います。
今回の作品は、水と油のような存在である兄弟によって結成、そして解散となったオアシスの軌跡を赤裸々に語られたドキュメンタリーであり、そんな兄弟が制作総指揮を担い、ロックロックドキュメンタリーでオスカーを獲得した制作スタッフや数々のアーティストのPVなどを手掛けたマット・ホワイトクロス監督により奇跡的なドキュメンタリーが作られたと言っても過言ではないと思います。
ギャラガー兄弟の家庭環境や結成までに至る経緯、デビュー曲「スーパー・ソニック」から進む成功と道のり、ライブやプライベート、メンバーとの確執やトラブル。そして25万人を動員したネブワーズのライブなど、様々なライブ映像が代表曲と共に二人の告白的な証言と共に進みます。
今やSNSにより瞬時に音楽が広がり、消費されていく社会で、オアシスが唯一無比の存在であったことを、この作品は物語っています。
※今年の投稿も最後となりました。来年も、僕のつたない投稿に付き合っていただけたらうれしいです。