65オヤジのスタイルブック

絵画と写真の交差―印象派誕生の軌跡展

昨日は、ネットショップ店長主催の第1回どまんなかを歩こう会に参加しました。
午後名古屋駅スタートと言うことで、午前中に名古屋市美術館で開催中の「絵画と写真の交差―印象派誕生の軌跡」展を観覧して、合流することに。

今回の美術展は、印象派やバルビゾン派の画家が写真との出会いにより受けた衝撃と影響に、18世紀から19世紀の貴重の写真の圧倒的な量で展示されています。

今回、写真作品の量と質においては、日本随一の東京富士美術館のコレクションが公開され、モノクロやセピア色の美しい写真の数々を見るとその時代の風俗や風景に思いを馳せる事ができ、あたかもその地を訪れたような郷愁を抱きました。

また、今回の目玉のひとつ。
エドガー・ドガ の「マネとマネ夫人像」は、ドガが、マネに贈った作品で、マネが婦人の姿が気に入らずその顔をきりとってしまった作品で、ドガはその後、マネから贈られた作品を受けとらなっかたエピソードを持っています。

茶々丸オヤジ的には、たぶんドガ自らがマネとマネ夫人の写真を撮り、その写真に忠実に描いた結果、マネが普段持つ婦人のイメージからかけ離れていたためかなと想像します。
おそらく、その作品を観て、想像を掻き立てられるともう一度戻って眺めてしまいます。

今回の展示は、前期、後期(11月25日~)に分けて展示替えが行われます。
もう一度、観てみたいと思うユニークな展覧会でした。

※今回の展示会では、普段見かける作品に近づかないための防御柵が取り除かれ、鑑賞ラインが設けられています。気がつかずラインを超えると係員が注意に来ます。けっこうこういう時は、僕も不愉快です。安全のためだとは言え、事前のアナウンスや入場の際に一様に案内するのが筋だと思ってます。日本の美術館は、人に優しくありません。特に子供は親に注意されるより、係員に言われると萎縮して二度と美術館に行きたくなくなります。鑑賞ラインに注意くださいね。

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