映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、阿部寛主演、東野圭吾原作の新参者シリーズ完結作「祈りの幕が下りる時」です。
阿部寛演じる人情刑事、加賀恭一郎が活躍を描くシリーズ。連続ドラマから、スペシャルドラマ、映画を経て今回が完結編。欠かさず観てきましたが、今回は見逃しDVD観賞しました。
阿部寛が演じる様々なキャラクターの中で、僕は加賀恭一郎役が一番好きです。なぜかと言うとこの役が、一番自然体で演じているように思えたから。今回も、そんな等身大の魅力を感じました。
アパートで発見された腐乱した女性の絞殺死体。アパートの住人も行方不明で被害者との接点もなく捜査は難航。そんな中で被害女性の幼なじみ松嶋菜々子演じる女優の浅居博美との接点が浮かびあがるという、あらすじです。
加賀と失踪した母親との過去と浅居博美と過去が結び付き、事件は徐々に過去を巡る壮絶な事件へと展開。家族の確執と愛が加賀と浅居の過去と絡み合う展開は、泣けるサスペンスとして、集大成の結末でした。