人気コミックのテレビドラマ化から映画化は、最近顕著な傾向だけですが、コミカルな作品は、頭の中をカラッポにして楽しむには、とても良い材料なので、前知識なしでよく観ます。
DVD「荒川アンダーザブリッジ」は、ファンタージックな要素と特異なキャラクターが融合された特異な作品でした。
今や日本映画には、欠かせない存在になった、小栗旬と山田孝之が原作にほれて自ら着ぐるみ姿で登場するだけで、大きな話題になるのに、なぜか似合ってしまう存在感は原作が面白いからだと感じます。
荒川を不法占拠している個性的なキャラクターと立ち退きを迫る開発業者と若社長が、荒川の住人の金星人と名乗る女の子と恋に落ち、クールな父親と対立するあたりは、シンプルなストーリーですが、ファンタジックな空気が漂う村の雰囲気と荒川の住人の不可思議な存在感が重なると、ロックな疾走感があって心地よいです。
年齢を問わず、ロックなリズムとファンタジックな空気が好きな人は、ためしに観賞してみてください。
荒川アンダーザブリッジは、レッチリのアンダーザブリッジから来てるそうです。単純に納得!