映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は、日本製ビンテージアメリカ映画の音楽ホラーショー「ゴーストロード」です。
ロックアーティストが悪魔に魂を売ることで伝説化する話は、ロックファンならどこかで耳にしたことがあると思います。おそらくは、伝説のミュージシャンが、不慮の死を遂げたことに由来するのでしょう。
今回は、そんな伝説を和製ロッカーにより映画化した作品です。主人公は、20年のキャリアを誇るマージービートバンドTHE NEATBEATSのバンドボーカルを中心にアンプの中から現れた謎の亡霊により、売れないバンドが成功を収めるというシンプルなストーリーです。他にもTHE PRIVATESの延原達治、ザ50回転ズのDannyなどインディロック・シーンで長年のキャリアを持つメンバーが出演し、粋でおしゃれな音楽を届けてくれてます。
日本語に英語字幕の和製アメリカ映画は、どこかノスタルジックな世界が漂っていて内容よりも、その空気にきっと酔いしれる人も多いかと思います。僕もそんな一人でした。
とにかく、音楽とスクリーンの空気感がカッコイイ作品です。