3月1日は映画の日で名古屋では老舗の映画館の伏見ミリオン座で話題の映画を2本ハシゴしました。今回はアカデミー賞の歌曲賞にノミネートされた作品の「はじまりのうた」を。
スペシャルミュージッククリップ「Lost Stars」 Performed by キーラ・ナイトレイ
かつてのヒットメーカーのダンは、ある過去を抱え妻と娘と別れどん底の生活を送っている。そんな彼にふと立ち寄ったライブハウスで出会った女性グレタをプロデュースすることを決意。自らのレコード会社を解雇され、お金のないダンは、バックミュージシャンを集めニューヨークのストリートを舞台にデモテープを作って彼女を売り出す。
ニューヨークの街を舞台に繰り広がられるプロデュースシーンが輝きを放ち、テンポよく進んでいきます。グレタ演じるパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズのキーラ・ナイトレイが初めて歌声を披露。そのピュアな歌声もこの作品にピッタリです。また、恋人役にマルーン5のアダム・レヴィーンが、そのほかの主演者も、サクセスストーリーの華を添えるにふさわしいキャスティングでした。
そして、もう一人の主役ダンを演じたマーク・ラファロも個性豊かなプロデューサー役が板についた名演で、スクリーンを通じていい音楽に出会った時の心地よさを全編に感じる作品でした。