先ずは、U23日本代表のアジア制覇を祝福したい。
前後半、浅野投入まで、誰もが日本代表の完敗を感じていたかもしれません。正直僕自身も、ディフェンスのずれによりフリーの状態でシュートを打たせ2点を献上した時点で、代表のふがいなさに怒っていました。
しかしながら、2点を取られてもっと怒り心頭だったのが手倉森監督でした。後半22分の浅野投入で流れが変わり、僕の目にはあまり良い印象を持ってなかった矢島のスルーパスに反応して浅野が1点を奪うと、今度はクロスから矢島の値千金の同点ヘッド。しめは、浅野らしいスピードで最終ラインを抜け出し、ゴール隅に逆転ゴール。
信じられないシナリオに観る者を歓喜の渦に巻き込んでくれました。
前にも述べましたが、このチームはスター選手はいなくても総合力に優れたチームであることを今回も証明してくれました。前線から献身的に守備に動く姿も、控え選手との一体感と言い、すばらしいチームを手倉森監督が作ったと思います。
さあ、後はリオでのリベンジ。メキシコ大会以来の銅メダル以上の獲得へ。
がんばれU23日本代表!