65オヤジのスタイルブック

奈良のマスコットキャラクター

平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターに賛否両論(マスコミは盛んに否定論ばかりを並べていますが)が巻き起こってます。

芸術にたずさわるものとしてこの論調はいかがなものかと思います。

このマスコットキャラクターは、世界的に有名な彫刻家「薮内佐斗司」氏の手によるものです。


否定的な意見は、嫌い、気持ち悪い、詐欺、挙句の果てには呪われる。個人的感想や好みだけをとらえているように思えます。

むしろそうした投稿に対して、自身のサイトできちんと回答されている氏の態度に共感をもちます。

僕は、悪くないキャラクターだと思いますけど。
意外とこのキャラクター。気持ち悪いというよりは、女子高生あたりから、キモかわいいと逆に話題となるんじゃないかと思います。

氏の作品は、国内はもとより、海外でも高く評価されフランスで開かれた全貌展ではたいへんな人気を博しました。

氏のテーマは童子で仏教に由来した言葉を姿として表現された作品で、個性的でもあり、特異的な存在に思える人も多いと思います。

その童子を公共的な表現としてデザインすれば、マスコットキャラクターは至極当然な姿に見えます。

どちらにしろ、この論議の終結には時間がかかりそうですが、氏の人となりを理解するものとしては人格否定につながるような論争にならないことを願っています。

※この記事に対して批判の投稿をされる方も見えると思います。
僕自身奈良県民ではないので、コメントはいたしませんし、誹謗中傷記事に対しては削除しますのであしからず。
なお、このキャラクターに対する若い人たちの好意的な意見を聞いてみたいです。

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