65オヤジのスタイルブック

ワールドカップ 日本敗戦の要因

オーストラリア戦の敗因はどこにあるか。
次の勝利のためには、冷静に分析する必要がある。
今回のジーコの言ったリードをした時の戦いにある。選手は頭ではわかっていながらそれが、できなかったことに尽きるだろう。

プレマッチのドイツ戦の引き分けの教訓を体で理解していなかったからだ。
今回のテレビでの解説者はわかっていながら、それを指摘しようとはしない。
言うのは、頭を切り替えて次に臨む。臨むと言っても望みに過ぎない。

具体的に言えば、高原、柳による後半の追加点と同点シーンにおける川口の判断ミスだ。

後半は失点を抑えるために引き気味にディフェンスをしカウンターを狙う。
高原、柳のポジショニングと思い切りの良いシュートがない。
一方のオーストラリアは積極的にゴールを狙う、ヒディングはそうした攻撃的選手を起用した。川口の好セーブがなければ一方的なゲームになっていた。

しかしながら、川口はそうしたプレーで選手を鼓舞できるが、自分に酔うきらいがあり、前に出る積極的なプレーによりゴールを空けることがある。
今回は、最後の最後でそのプレーが裏目にでた。

ドイツの名キーパー、カーンは、ゴールマウスにどっしりと構え地に足の付いたプレーをする。オーストラリアの猛攻にディフェンスは縦を切られ浮足立っていた。
こういった時こそカーンのようなプレースタイルが要求される。

大黒の起用の遅さをあげるものもいるが、あの場面ではジーコの賭けにしか過ぎない。多少の時間の違いによる起用ミスなど問題の解決にならない。
大黒には、アジア予選の北朝鮮戦での奇跡を信じての起用に過ぎない。
同点の時点で力尽きていた。

次のクロアチア戦は勝ち点3をとる戦い。そしてブラジル戦は勝ち点1をとる戦い。戦い方は明確だ。
次の戦いでは、川口の好セーブよりも的確な判断による冷静なプレーとフォワード陣のゴールへの執着心を望む。
後は、ジーコジャパンの強運を信じるしかない。

サッカーを愛し続けるオヤジの辛辣な意見を長々と述べたが、愛するが故の苦言と思ってもらえれば幸いだ。

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